岩手県西和賀町:特定環境保全公共下水道の経営状況(2023年度)
岩手県西和賀町が所管する下水道事業「特定環境保全公共下水道」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
令和5年度末時点では法非適用で事業運営していた。ここ数年水洗化率は継続して上がっており、これは新規下水道加入によるものである。一方、類似団体平均と比較して水洗化率は上回っているが施設利用率が下回っている。これは人口減による排水区域内人口が減少しており、有収水量の減少が想定され、下水道使用料収入が減少し続けている。また、処理区域面積が広大なことから建設改良費が嵩み、汚水処理原価は類似団体と比較して3倍以上の開きがある。収益的収支率は前年比11.67ポイント増と改善しているが、これは収益的収支における一般会計繰入金が増額になったことと営業費用及び地方債利息が減額になったことが大きな要因である。下水道事業供用開始以降下水道料金が据え置かれていることから、経費回収率が低い割合で推移しているが、令和6年度から法適用化して企業会計へ移行しており、今後累積欠損金が発生する見込みであることから、事業の経営改善への課題である使用料改定が急務である。
老朽化の状況について
平成15年度に旧湯田町と旧沢内村それぞれが下水道を供用開始し、平成17年11月の合併により西和賀町となり布設延長約56㎞、2個所の処理施設、59箇所のマンホールポンプを維持している。供用開始20年を超え、湯田及び沢内浄化センター内の設備機械、マンホールポンプ及び制御・通信機器等の経年劣化による故障や不具合が頻発し、修繕費等の施設維持管理経費が増加傾向にある。令和5~6年度にかけて公共下水道ストックマネジメント計画を策定し、計画的な施設設備の維持更新に努めるとともに、費用の平準化を図り、安定的事業運営を目指すものとする。
全体総括
本町は、高齢化率と人口減少率が県内で最も高い状況である。昨今の物価高騰による光熱水費の増額だけでなく、広大な面積に伴う管路の総延長とマンホールポンプ設置個所の多さにより建設改良費が嵩み、積雪寒冷地のため他地域に比べ電気系設備の劣化が早く、修繕にかかる経費が大きくなっている。今後、施設の老朽化に伴う維持管理経費が増加することが予想されることから、令和5~6年度にかけて公共下水道ストックマネジメント計画を策定し、施設維持のための計画的な支出額を想定し、平準化を図らなければならない。また、令和6年度から法適用化して企業会計を導入していることから、経営基盤の強化に適切に取り組むため、早急に料金改定に着手する必要がある。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
特定環境保全公共下水道の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の西和賀町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。