事業・施設概要
| 都道府県 | 岩手県 | 経営主体 | 遠野市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 28,098人 |
| 現在給水人口 | 25,569人 | 給水区域面積 | 11,543ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、過去5年間ともに100%以上となっており、黒字経営である。平成28年度は、台風被害による修繕費等の経常費用が増大したことなどにより、比率が下がっている。②累積欠損金は、過去5年間で発生していない。③流動比率は、平成26年度以降は一定の水準で推移している。④企業債残高対給水収益比率は、企業債残高、給水収益ともに微増のため、平成27年度と同様の比率となっている。平成31年度からの上水道と佐比内簡易水道の統合事業により今後企業債残高は増加し、人口減少等により給水収益は減少することが予想されることから、今後は増加することが見込まれる。⑤料金回収率は、経常収支比率と同様の理由により給水原価が増加したため、100%を割り込んでいる。⑥給水原価は、上記と同様の理由により昨年度と比較して約30円ほど増加している。⑦施設利用率は、一定の水準は保っているものの類似団体の平均値を下回っている。⑧有収率は、近年増加傾向で推移していたが昨年度を下回った。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、50%を保っており、類似団体の平均値と同様の水準となっている。②管路経年化率は、類似団体の平均値を大きく下回っているが、昭和50年代の第1次拡張事業で取得した資産の法定耐用年数が迫ってきていることから、一気に悪化することが予想される。③管路更新率は、小友簡易水道の補助事業等により類似団体と比較して高い水準となっている。
全体総括
経営の健全性・効率性から判断すると経営状況は、昨年度と比較すると悪化しているように見受けられるが、台風被害による費用を除くと例年通りの水準となる。老朽化の状況は、管路経年化率や管路更新率を見ると類似団体と比較して健全な状況に見えるが上述した第1次拡張事業の法定耐用年数が経過することで一気に悪化することが見込まれる。今後も遠野市水道ビジョン及び遠野市水道事業経営戦略の計画に基づき、経営の健全性と保ちつつ、計画的な施設及び管路の更新を行っていく。
経営状況
収支構造
総額7.6億円
総額6.3億円