北海道佐呂間町:特定環境保全公共下水道の経営状況(2023年度)
北海道佐呂間町が所管する下水道事業「特定環境保全公共下水道」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
経営の健全性・効率性について
類似団体と比較して経常収支比率及び経費回収率ともに平均を上回っており、累積欠損金比率についても0%であることから、比較的経営は健全であると言える。ただし経費回収率は75.95%と100%を下回っていることから、一般会計からの補助金により経営が維持されていることが分かる。汚水処理原価については、類似団体平均値よりも42.42円高くなっており、費用の効率性の面からより一層の改善が必要となっている。債務の状況について、流動率は27.92%と100%を大きく下回っているが流動負債の大半は建設改良に充てる企業債であり、企業債の借入に際しては元利償還に対して有利な交付税措置を受けられる過疎対策事業費債を最大限活用しており、一概に支払い能力が不足しているとは考えていない。企業債の借入残高は減少傾向にあり、対事業規模比率についても類似団体平均値より284.6%下回っているが、令和2年度から施設の延命化を目的としたストックマネジメント事業計画に基づく計画的な施設更新を実施しており、今後起債残高の増加が見込まれる。施設利用率は類似団体平均値よりも4.95%上回るが47.04%と低く、水洗化率は類似団体平均値よりも5.83%下回っている。処理能力に対して使用者が少ない状況ではあるが、汚水流入の最大時には施設稼働率が上昇するので一概に効率性が低いとは言い切れないと考えている。また水洗化率はここ数年微増か横ばいの状況であり、水洗化率が向上すれば施設利用率もそれに伴い上昇していくと考えている。
老朽化の状況について
公共下水道施設は平成9年度の供用開始のため老朽化が進んでおり、有形固定資産減価償却率は類似団体平均を22.42%上回っているが、令和2年度から施設の延命化を目的としたストックマネジメント事業計画に基づく計画的な施設更新を実施している。管渠についても平成9年度の供用開始であり、一般的な下水道管渠の耐用年数である50年を超過したものはなく、更新を実施していないことから管渠老朽化率及び管渠改善率は共に0.00%となっているが、今後は重要管路の耐震化に向けた計画策定について検討していく予定であり、令和13年度には管渠に関するストックマネジメント事業計画の策定を予定している。
全体総括
類似団体平均値と比較すると現状では経営の健全性は保たれていると考えられる。しかしながら、地方債の償還金は一般会計からの補助金に頼っており、人口減少が進んでいる中で老朽化した施設の更新事業が増加していくため、企業債残高の増加が見込まれる。経費回収率及び汚水処理原価の改善に向けた対策が必要となっている。効率性に関しては類似団体平均値よりも施設利用率は若干高いが水洗化率は低くなっている。施設利用率をさらに向上させるためにも水洗化率の向上が必要であるので、下水道へ接続されていない既存住宅に対する取り組みが重要となっている。今後は令和6年度に令和8年度以降のストックマネジメント計画を策定し、令和7年度に経営戦略の改定を実施する予定であり、事業経営に関する今後の方針や料金の見直し等について整理する。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
特定環境保全公共下水道の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の佐呂間町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。