事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 佐呂間町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 4,689人 | 現在処理区域内人口 | 2,517人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,063人 | 現在処理区域面積 | 182ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,520m³/日 | 下水管布設延長 | 25km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
令和4年度は昨年に比べ収益的収支比率が1.67%、経費回収率が3.66%増加したものの、ここ数年下降傾向にある。それでも経費回収率は類似団体平均値よりも20.24%高く、類似団体よりも比較的に経営は健全であると言える。汚水処理原価については、類似団体平均値よりも29.98円高く、ここ数年上昇傾向にあったが令和4年度は昨年に比べ12.43円の減少となった。費用の効率性の面からより一層の改善が必要となっている。起債残高は減少傾向にあり、対事業規模比率についても類似団体平均値より333.09%下回っている。公共下水道施設は平成9年度の供用開始のため老朽化が進んでおり、令和2年度から施設の延命化を目的としたストックマネジメント事業計画に基づく計画的な施設の更新を実施しており、今後起債残高は増加することが見込まれる。施設利用率は類似団体平均値よりも5.98%上回るが47.04%と低く、水洗化率は類似団体平均値よりも2.38%下回っている。処理能力に対し比較的余裕を持った施設稼働状況となっているが、最大時には稼働率が上昇するので一概に効率性が低いとは言い切れない。また、水洗化率はここ数年増加が続いており、水洗化率が向上すれば施設利用率もそれに伴い上昇していくものと考えられる。
老朽化の状況について
管渠については、平成9年度~14年度に供用開始されてからまだ耐用年数を経過しておらず、更新を実施していないことから、管渠改善率は0.00%となっている。
全体総括
類似団体平均値と比較すると現状では経営の健全性は保たれていると考えられる。しかしながら、地方債の償還金は一般会計繰入金に頼っており、今後人口減少が進んでいる中で、老朽化した施設の更新事業が増加していくため、起債残高の増加が見込まれる。収益的収支比率及び経費回収率の改善に向けた対策が必要となっている。効率性に関しては、類似団体平均値よりも施設利用率は若干高いが水洗化率は低くなっている。水洗化率は増加傾向にあるため、今後は下水道へ接続されていない既存住宅に対する取り組みが重要となっている。令和6年度にストックマネジメント計画の策定、令和7年度に経営戦略の改定を実施する予定であり、今後の方針や具体的戦略、料金の見直し等について整備する。
経営状況
収支構造
総額1.2億円
総額5,578.3万円