事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 佐呂間町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 4,917人 | 現在処理区域内人口 | 2,521人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,047人 | 現在処理区域面積 | 180ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,520m³/日 | 下水管布設延長 | 25km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率と経費回収率について、共に令和元年度よりは改善したものの、ここ数年下降傾向にあることは変わらない。それでも経費回収率は類似団体平均値より14.51%高く、類似団体よりも比較的に経営は健全であると言える。汚水処理原価についても令和元年度よりは改善したものの、こちらもここ数年上昇傾向にあることから、費用の効率性の面から改善が必要となっている。起債残高は減少傾向にあり、対事業規模比率についても類似団体平均値より239.36%下回っている。公共下水道施設は平成9年度に供用開始しており、老朽化が進んでいるため、令和2年度からは施設の延命化を目的とした、ストックマネジメント事業計画に基づく計画的な施設の更新を実施しており、今後起債の借入額は増加が見込まれるが、それでも償還完了等により起債残高は緩やかな減少が続くと考えられる。施設利用率は類似団体平均値よりも4.64%上回るが、47.04%と低く、水洗化率は類似団体平均値よりも2.99%下回ることから、処理能力に対し比較的余裕を持った施設稼働状況となっているが、最大時には稼働率が上昇するので一概に効率性が低いとは言い切れない。水洗化率はここ数年増加傾向にあり、水洗化率が向上すれば施設利用率もそれに伴い上昇していくものと考えられる。
老朽化の状況について
管渠については、平成9年度~14年度に供用開始されてからまだ耐用年数を経過しておらず、更新を実施していないことから、管渠改善率は0.00%となっている。
全体総括
類似団体平均値と比較すると、現状では経営の健全性は保たれていると考えられるが、地方債の償還金は一般会計繰入金に頼っており、人口減少が進んでいる中で、今後は老朽化した施設の更新事業が増加していくと考えられる。一般会計繰入金の圧縮や、収益的収支比率及び経費回収率の改善に向け、料金及び投資計画の適正化に向けた検討が必要となっている。効率性に関しては、類似団体平均値よりも施設利用率は若干高いが、水洗化率が低くなっている。水洗化率は年々増加してきているが、さらなる向上に向け、より一層の対策が求められている。管渠については耐用年数を経過していないため、当面の間更新は必要ないが、不明処理水があることから、破損個所の調査など対策の検討が必要となっている。
経営状況
収支構造
総額1.2億円
総額6,089.0万円