事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 佐呂間町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 5,126人 | 現在処理区域内人口 | 2,469人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 1,977人 | 現在処理区域面積 | 180ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,520m³/日 | 下水管布設延長 | 25km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率96.34%と経費回収率91.26%が共に90%を超えており、使用料収入で汚水処理に係る費用をおおよそ賄えているが、汚水処理原価が年々上昇しており費用の効率性の面から改善が必要である。また、総収益で地方債償還金を含む総費用もおおよそ賄えていることからも、健全な経営状況であると考えられる。しかしながら、地方債償還金については、その大部分を一般会計からの基準内繰入金に頼っている状況である。企業債残高は平成9年度に供用開始してからピークは過ぎ減少傾向にある。今後は長寿命化事業による施設更新等で償還額は増加していくことが予測されるが、償還完了等で企業債残高については減少していくものと考えられる。対事業規模比率が類似団体平均より89.85%高くなっているが、地方債償還金をほぼ全額を一般会計からの繰入金により補っており、今後は償還完了で減少していくと思われるが、検討は必要である。施設利用率は類似団体平均より4.48%上回るが47.04%と低く、水洗化率は3.25%類似団体平均を下回ることから、処理能力に対し比較的余裕を持った施設稼働状況となっているが、最大時には稼働率が上昇するので一概に効率性が低いとは言い切れない。水洗化率はここ数年増加傾向にあり、水洗化率が向上すれば施設利用率もそれに伴い上がっていくものと考えられる。
老朽化の状況について
管渠改善率は、平成9~14年度に供用開始されてから、まだ耐用年数を経過していないことから、管渠更新はしていないため0.00%である。
全体総括
現状では経営の健全性は保たれているが、地方債償還金については一般会計繰入金に頼っており、これからは人口減少や長寿命化事業による施設更新の増加が見込まれるため、繰入金の圧縮を図り、収支比率や経費回収率を現状維持できるように、料金及び投資計画の適正化に向けた検討が必要となってくる。効率性に関しては、類似団体より施設利用率は若干高いが、水洗化率が低くなっていることから、水洗化率を向上するための取組が求められる。管渠改善はまだ耐用年数を経過していないため、当面更新の必要はないが、不明処理水(処理水量-有収水量)があることから漏水調査等の管渠改善対策が望まれる。
経営状況
収支構造
総額1.1億円
総額6,086.2万円