事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 美幌町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 19,316人 |
| 現在給水人口 | 18,386人 | 給水区域面積 | 6,620ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
累積欠損金がなく、収支黒字を示す経常収支比率は、100%を超え、全国平均や類似団体平均よりも高い値となっています。また、給水収益と給水費用の関係を示す料金回収率も100%を超え、同じく全国平均や類似団体平均より高い値にあることや、短期的な債務に対する支払い能力を示す流動比率も300%以上の資産を確保出来ていることから、収支は健全な水準にあると判断しています。一方で企業債残高対給水収益比率の割合が全国平均や類似団体平均よりも高い値となっていますが、今後も施設の老朽化、耐震化に向けた整備や管路の更新による財源の確保が必要となってくることから、美幌町水道事業経営戦略を基に経営の効率化・健全化に徹底して取り組む必要があります。
老朽化の状況について
資産老朽度合いを示す有形固定資産の減価償却率は、全国平均や類似団体平均と比較すると高い値となっていますが、管路の老朽化度合は、これまで継続して更新を行ってきたことにより低い値となっています。今後についても、施設及び管路の更新に伴う事業費の平準化を図りながら、計画的に更新していく必要があると考えます。また、有収率については、全国平均よりやや高い値となっていますが、近年、減少傾向にあり、H26年度以前の水準に回復させるためにも、無収水量の増加原因を調査するとともに、今後も老朽管の更新等を計画的に行う必要があると考えます。
全体総括
現時点での経営の効率性、財務の健全性は概ね確保されているといえます。しかし、給水人口の減少や節水機器の普及などにより、水道料金収入が減少する中で、重要なライフラインである水道施設を維持するためには、施設の耐震化や老朽管の更新など多額の投資が必要になります。今後の人口推移や水需要の動向に注視して、世代間負担の公平性を踏まえ、適正な料金改定についても検討しながら、効率的で安定的な経営に努めていく必要があります。
経営状況
収支構造
総額4.9億円
総額4.0億円