北海道美幌町:公共下水道の経営状況(最新・2024年度)
北海道美幌町が所管する下水道事業「公共下水道」について、2024年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2024年度)
経営の健全性・効率性について
「経常的収支比率」は、下水道使用料や一般会計からの繰入金等により維持管理費や地方債償還金をどの程度賄えているかを示す指標であり、100%以上なら単年度の収支が黒字であることを示します。しかし、本町令和6年度の経常的収支比率は99.52%であり、単年度収支が赤字となっております。この主な原因の一つとして、「汚水処理原価」が高いことが挙げられます。これは汚水量1㎥当たりの処理費用を指し、現在の下水道使用料(1㎥当たり170円)を大きく上回っております。ただし、前年比で減少傾向にあることから、経費削減の取組が一定の効果を発揮しているものと考えられます。また、短期的な債務に対する支払い能力を示す「流動比率」が100%を大きく下回っていること、下水道使用料と汚水処理費の関係を示す「経費回収率」が100%未満であることから、汚水処理費用の一部が使用料以外の収入で賄われている状況にあり、適正な料金収入の確保が求められます。一方で、「企業債残高対事業規模比率」は全国平均を上回っていますが、類似団体の平均はやや下回っております。今後は施設の老朽化対策、耐震化推進および管路の更新に向けた財源確保が必要であり、「美幌町公共下水道事業経営戦略」に基づき、一層の経営効率化と健全化を推進してまいります。
老朽化の状況について
美幌町の公共下水道事業は、管渠は昭和48年度から、処理場は昭和51年度からと道内では比較的早くから事業に着手しております。施工後45年以上が経過しており、経年劣化により管渠、処理場施設ともに不具合が増加傾向にあることから、毎年度修繕計画を立て、その計画に基づき、効率的な維持管理に努めてまいります。また、処理場機械・電気設備については、平成25年度より、社会資本整備総合交付金を活用しながら計画的な更新工事を行っております。今後も定期的な調査、点検を継続し、事故の未然防止や経費削減に努めてまいります。
全体総括
現在の使用料水準は、4,950円/月(一般家庭の20㎥当たりの使用料)であり、高い数値であります。しかし、汚水処理原価も高いため、経費回収率からも分かるように、使用料のみでは賄いきれておらず、一般会計からの繰入金に依存している状況であります。また、有収率(処理した汚水のうち、使用料の徴収対象となる有収水の割合)が70.02%と低く、処理場に流入する水量の約30%が不明水であります。このような状況を是正するため、管内部のカメラ調査等を実施して不明水の減少を図るとともに、R7年度に行う経営戦略策定業務を用いて経営状況を正確に判断し適正な料金設定に努めます。また、経年劣化により不具合が増加傾向にある処理場施設についても計画的な更新を実施してまいります。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
公共下水道の2024年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の美幌町リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。