事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 美幌町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A6 | 行政区域内人口 | 20,257人 |
| 現在給水人口 | 19,418人 | 給水区域面積 | 6,620ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
経営状況については、累積欠損金がなく、経常収支比率は、100%以上で類似団体平均よりも高い値となっています。更に、料金回収率も100%を超え全国平均や類似団体平均よりも高い値にあることから、収支は健全な水準にあると判断しています。一方で企業債残高対給水収益比率の割合が高く、今後も施設の老朽化、耐震化に向けた整備や管路の更新により企業債の借入が増えてくると予想されることから油断できない状況にあります。また、施設利用率が全国平均や類似団体平均より低い値にあり、人口減少や少子高齢化が進むなか、施設の整備や管路の更新に合わせて、適切かつ実現可能な施設規模を検討していかなければなりません。有収率は、全国平均や類似団体平均よりも高い値を維持しつつも、年々減少傾向にあることから、漏水等の原因を特定し、その対策を講じることで給水収益の確保を図る必要があります。
老朽化の状況について
有形固定資産の減価償却率は、全国平均や類似団体平均と比較すると高い値となっていますが、管路の老朽化度合は低い値となっています。水道施設の維持については、定期点検や維持管理で施設機能の延命を図りながら耐用年数を考慮し計画的に更新を進め、管路についても、更新計画及び道路改良等による布設替え、配水の適正管理のために管網整備を行っていく必要があります。
全体総括
現時点では、経営の効率性、財務の健全性は概ね確保されているといえます。しかし、人口減少や少子高齢化、節水家電の普及等により水道料金収入が減少するなかで、重要なライフラインである水道施設を維持するためには、施設の耐震化や老朽管の更新などが必要であり、それには多額の費用がかかると想定されます。今後の人口推移や水需要の動向に注視して、施設規模の見直しも含めた施設更新計画や耐震診断調査をもとにした耐震化計画、水道料金収入や投資計画など財政見通しを踏まえた経営戦略など、料金改定も視野に入れながら、それらを集約した計画を策定し、効率的で安定的な経営に努めていく必要があります。
経営状況
収支構造
総額4.9億円
総額4.4億円