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財政力指数の分析欄類似団体と比較し、本町の面積が広大であることから、基準財政需要額のうち道路延長などおおよそ面積に比例する測定単位に係る需要額及び需要額に算入される公債費が大きいこと等により、基準財政需要額の規模が大きくなっていることが、指数の数値が低い大きな要因と考えている。 | 経常収支比率の分析欄平成17年4月策定の「蘭越町行財政再構築プラン」に基づき、職員定数の削減等に伴う職員給のほか人件費の大幅な減少及び起債の借入抑制に伴う公債費の減少等により、経常一般財源充当額が大きく引き下げられ、指数は80%を切るに至った。今後とも、新規採用の抑制による人件費の削減や公債費残高の抑制等を進めるとともに、優先度の低い事務事業について計画的に廃止・縮小を図るなど行財政改革への取り組みを通じて義務的経費の削減に努め、現在の水準を維持する。 | 人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄類似団体と比較し、本町の面積が広大であることから、ごみ収集業務やスクールバス運行業務及び除雪経費等に要する委託経費が高いことを示している。また、育苗施設をはじめ、高齢者生活福祉センター、粗大ごみ処理施設、直売センターなどの行政サービスの充実を図っていることから、決算額が高くなっているものである。 | ラスパイレス指数の分析欄国の三位一体改革に伴う累次の普通交付税の削減による極めて厳しい財政運営の中、本町は独自に大幅な人件費の削減に取り組み、定期昇給の2年延伸や4.5%の給料削減等を行った。その結果、類似団体と比べても低い水準にある。また、平成18年度から人事評価制度を導入しており、より一層の給与の適正化に努める。 | 人口1,000人当たり職員数の分析欄総人件費抑制の観点から、今後も、おおむね退職者3人に対し新規採用者1人の割合で定数の減員を一層進め、より適切な定員管理に努める。 | 実質公債費比率の分析欄平成15年度をピークに元利償還金の増加は抑えられ、公債費が減少局面に入っていることから、実質公債費比率は低下していくと考えている。今後とも、緊急度・住民ニーズを的確に把握した事業を選択し、地方債の新規発行の抑制に努めていく。 | 将来負担比率の分析欄将来負担比率の減少となった主な要因は、「蘭越町行財政再構築プラン」に基づき、新規地方債の発行抑制に努め地方債残高が減少したことによる。また、財政調整基金への積立てによる充当可能基金の増額も一因となっている。今後も後世への負担を少しでも軽減するよう行財政改革に取り組み、財政の健全化を図る。 |
人件費の分析欄平成17年4月策定の「蘭越町行財政再構築プラン」に沿って、退職者の不補充や給料の削減及び超過勤務の抑制等、大幅な人件費の抑制に取り組んでおり、その結果、職員数、人件費総額は減少し、人件費に係る経常収支比率は類似団体平均と比較し、1.4%下回っている。 | 物件費の分析欄小学校の統合や事務事業の見直し、徹底した歳出削減により類似団体平均を下回っている状況である。今後も引き続き事業の見直しを進め、指定管理者制度の活用等により、一層の経費の削減を図る。 | 扶助費の分析欄扶助費に係る経常収支比率が類似団体平均を上回っているが、これは子ども医療費の拡充による子育て支援や、高齢者及び心身障がい者に対する本町独自の施策によるものである。 | その他の分析欄その他について経常収支比率が類似団体平均を下回っているのは、他会計への繰出金の割合が低いことが要因として考えられる。また、維持補修についても、最低限のものに留めている。 | 補助費等の分析欄補助費については、各種団体への関与・支援のあり方についての指針を明確化するとともに補助金総額の圧縮を図るため、補助基準等の見直しを行い、優先順位、制度の統合等を図っており、類似団体平均を3.7%下回っている。 | 公債費の分析欄類似団体と比較し、本町の面積が広大なことに加え、5つの市街地を形成する本町では、道路網整備や各地域の社会資本整備に多大な費用を要する。その整備を起債により行った影響で、元利償還金が膨らみ公債費に係る経常収支比率は類似団体平均を1.2%上回っている。しかし、過疎債など交付税算入率の高い起債の借入れにより公債費の元利償還金等に対する基準財政需要額は、人口1人当たりの決算額では類似団体を23.5%上回っている。 | 公債費以外の分析欄普通建設事業費の人口1人当たりの決算額は類似団体を上回っているが、類似団体と比べ広大な面積であることから、それに伴う道路改良など生活基盤整備にも相応の経費を要する。 |
出典:
財政状況資料集
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統一的な基準による財務書類に関する情報
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