事業・施設概要
| 都道府県 | 北海道 | 経営主体 | 石狩市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 58,221人 |
| 現在給水人口 | 57,985人 | 給水区域面積 | 21,216ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
本市水道事業は、老朽化施設の更新等に要する費用や旧石狩市域における地下水から石狩西部広域水道企業団用水への水源切り替えに係る費用の増加、人口減少等による有収水量の減少など、厳しい経営状況を踏まえ、施設規模のダウンサイジングや職員数の削減などにより経費の節減に取り組んだが、平成25年3月使用分から改定率16.7%の料金値上げを実施した。その結果、【②累積欠損金比率】は平成27年度以降0%で推移しており、【③流動比率】も類似団体平均を下回っているが、上昇傾向となっている。また、近年においては石狩湾新港地域の順調な企業進出、操業に伴う使用水量の増加等により、本市全体の水需要としては微増傾向にあり、今後は横ばいで推移するものと予測している。一方で、平成28年度に策定した「石狩市水道事業経営戦略(令和3年3月改訂予定)」において、4年毎に料金の見直しを行うこととしており、平成29年度は見直しを行わなかったが、これまでの状況を踏まえ、経営の健全性が維持される範囲で、令和3年3月使用分から逓増料金制が未だ残る、主に家庭向け従量料金の区画を拡充し、逓増料金の緩和を図る料金改定を予定している。
老朽化の状況について
【②管路経年化率】は類似団体平均を下回っており平成29年度をピークに減少傾向となっているが、以前として比率は高い数値となっている。本市水道事業では、平成22年度に策定した「石狩市水道施設更新計画(令和2年10月改訂)」や「石狩市水道事業経営戦略」に基づき、市内各地域の老朽化施設の更新を今後も計画的に実施していくこととしている。また、管路の更新率については【③管路更新率】のとおりとなっている。なお、【①有形固定資産減価償却率】は、平成26年度の地方公営企業会計制度見直しでみなし償却制度が廃止されたことを要因として、平均値、当該値ともに平成26年度以降数値が上昇している。
全体総括
本市水道事業では、経営状況の厳しさから平成25年3月使用分から改定率16.7%の料金値上げを実施したところであるが、その後の経営状況は徐々に改善傾向にある一方、令和3年3月使用分からの料金改定い伴い、一定程度の減収となる見込みであることに加え、水道施設の老朽化による更新や耐震化に要する費用の増加等により、今後の経営も厳しい状況が見込まれる。このことから、令和3年3月に「石狩市水道事業経営戦略」を改訂し、その他各種計画と併せフォローアップを行いながら、安定経営に努めるとともに、市民や事業者に安全かつ満足頂ける水道水を安定供給し、効率的な事業実施を図り、将来にわたり健全な水道事業経営の実現を目指すこととする。
経営状況
収支構造
総額19.4億円
総額18.3億円