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北海道士別市:公共下水道の経営状況(2021年度)

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経営比較分析表(2021年度)

収益的収支比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

経営指標は前年度に比べてほぼ横ばいで推移しています。企業債残高対事業規模比率は、減少傾向となっているものの、類似団体平均値を上回っています。基礎的財政収支を踏まえて事業の平準化を図ったうえで、計画的な建設改良事業の実施に努めます。施設利用率は、類似団体平均値を大きく上回っており、今後も流入量を分析し過大なスペックとならないよう、適切な施設の運用を目指していきます。

管渠改善率

老朽化の状況について

管渠の総延長約179kmの内、約20kmの管渠が耐用年数を超えています。管渠については、合流式下水道改善事業により、合流区域の分流化の取り組みを進めています。下水処理場は、供用開始後40年以上が経過し、経年劣化が顕著なことから、「士別市下水道ストックマネジメント計画」に基づき、機械、電気設備等の適切な更新を実施します。

全体総括

人口の減少に伴い使用料収入の減少が見込まれる一方で、維持管理費等が増加傾向にあり、経営状況が悪化することが想定されます。「士別市下水道事業経営戦略」に基づき、維持管理費等の節減に努めるとともに、施設の在り方について検討を進めます。また、経営状況の透明化を図るため、公営企業法の適用に向けた取り組みを進めています。

出典: 経営比較分析表,

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