経営の健全性・効率性について
本事業は新宮処理区(平成2年度供用開始)、中央処理区(平成21年度供用開始)の2処理区での事業です。平成30年4月1日から地方公営企業法を全部適用しました。下水道区域の拡大に伴い、公共下水道事業の経常収支比率は微増しています。今後も拡大に伴い、微増が予想されます。企業債残高対事業規模比率は、新発債額が減少したことに伴いわずかに減額しています。
老朽化の状況について
施設全体の改築更新計画を策定し、適切な管理をしていきます。なお、新宮処理区は福岡市に汚水処理を委託しているため、和白水処理センターの施設改築更新にかかる費用負担が生じます。緑ケ浜は新たに下水新設しており、今後は原上など下水新設区域が拡大していく予定です。
全体総括
平成28年度~29年度にストックマネジメント計画の策定、平成30年度に企業会計に移行したことにより、資産債務の適切な管理や計画的な改築更新による施設管理が可能となりました。また、下水道新設区域が拡大していく予定です。