経営の健全性・効率性について
〇経営の健全性【収益的収支比率】平成31年4月から公営企業会計を適用したことに伴い、平成31年3月31日で打切決算となったため、未払費用が反映されず総費用が減少したことから収益的収支比率が上昇した。【企業債残高対事業規模比率】打切決算により未収営業収益が反映されなかったことから、高数値となった。〇経営の効率性【汚水処理原価】打切決算により、未払費用が数値に反映されなかったため、汚水処理原価が低い数値となった。【施設利用率】利用率は昨年度とほぼ横ばいとなっており、類似団体の平均値より高い数値にある。この数値を維持していくよう、将来の汚水処理人口を考慮しつつ施設の稼働を行っていく必要がある。【水洗化率】高い水準にあり、前年度よりさらに上昇した。引き続き普及していくよう取り組んでいきたい。
老朽化の状況について
施設の老朽化に伴う更新については、令和元年度末策定の経営戦略の中で充分な財源を充当し計画的に対応できるよう設定していく。
全体総括
経営状況をより正確に把握して今後も長期的にサービスを安定供給していくために、平成31年4月から公営企業会計を適用した。このため、平成30年度については打切決算となり経営分析の数値がイレギュラーな数値となっている。