経営の健全性・効率性について
収益的収支比率及び経費回収率は増加傾向にあるものの依然として低く、収入面において一般会計繰入金が占める割合が多い。接続数は増加しているが、施設利用率や水洗化率に大きな影響を与えるほどの増加数ではない。汚水処理原価は年々減少してきている。
老朽化の状況について
供用開始から9年目であり、大きな異常もないため当面は更新の必要が無いと思われる。今後はストックマネジメント計画に基づいた管路施設等の点検・調査を行う等、計画的な維持管理を実施する必要がある。
全体総括
水洗化率を上げるために管渠工事が必要であるが、財政状況や費用対効果等を考慮しながら進める必要がある。また、ある程度整備が進んだ段階で、使用料の見直しが必要になると考えられる。