事業・施設概要
| 都道府県 | 沖縄県 | 経営主体 | 豊見城市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 65,549人 |
| 現在給水人口 | 65,549人 | 給水区域面積 | 1,933ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率:100%以上となり、健全な経営状況である。しかしながら、前年度より7.7%減少しており、沖縄県企業局から購入している水道料金の段階的値上げや物価上昇の影響などを検証しながら慎重に経営していく必要がある。②累積欠損金比率:0%となっており、健全な経営状況である。③流動比率:100%以上となり全国及び類似団体平均値を上回っており、短期的な支払能力は良好な状態であるが、下水道事業会計への貸付金増加等により連続して悪化していることから、今後注意していく必要がある。④企業債残高対給水収益比率:全国及び類似団体平均値を大幅に下回っている。企業債残高は令和18年度には完済し、今度の人口減少問題へ備える。⑤料金回収率:100%を上回っており、適切な料金収入を確保できている状況にある。しかしながら、前年度より7.91%下回っており、物価上昇などの影響を検証しながら慎重に経営していく必要がある。⑥給水原価:起伏の多い地理的特性もあり、給水原価は全国及び類似団体平均値を上回っている。また、受水費の値上げもあり前年度より上昇しているため、その影響などを検証しながら慎重に経営していく必要がある。⑦施設利用率:全国及び類似団体平均値と比較し高水準にあり、施設を遊休化せずに効率的に利用している。⑧有収率:全国及び類似団体平均値を上回り、100%に近い値を維持している。施設の稼働状況が収益に反映されており、適正な状態である。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率:全国及び類似団体平均値を下回ってはいるが、年々数値が上がっており、法定耐用年数を迎えている設備の更新を適切な時期に実施できているかなど検証を行う必要がある。②管路経年化率:全国及び類似団体平均値を下回ってはいるが、年々数値が増加傾向にある。中長期を見通した更新計画を立て、計画的に更新を行っていく必要がある。③管路更新率:全国及び類似団体を下回っている。令和6年度、AIを活用した管路劣化診断を導入しており、劣化度を予測し更新優先順位付け等を効率的に行っている。今後も管路の更新が長期に渡らないよう計画的に進めていく必要がある。
全体総括
本市水道事業の経営状況は、全国及び類似団体と比べても概ね良好である。流動比率も438.45%と100%を大きく超えており短期的な流動性が確保できている状況である。しかし、当該値の推移については年々減少傾向にあり、支払い能力を高めるための経営改善を継続して図る必要がある。企業債残高対給水収益比率が全国及び類似団体平均値と比べて非常に低く、良好な状況であるが、必要な更新が先送りされていないか等の検証を定期的に行う必要がある。また、管路更新率で示されている通り、管路更新の計画的対応が必要であることから、「アセットマネジメント計画」「経営戦略」等を基に、事業の平準化及び経営の更なる健全化を図る必要がある。
経営状況
収支構造
総額15.9億円
総額14.2億円