事業・施設概要
| 都道府県 | 宮崎県 | 経営主体 | 日向市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 59,028人 | 現在処理区域内人口 | 2,466人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,145人 | 現在処理区域面積 | 218ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,455m³/日 | 下水管布設延長 | 38km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、他会計負担金と営業収益(使用料収入)が減少しましたが、前年度に引き続き100%を上回り、黒字経営の状況です。②累積欠損金比率は、累積欠損金が発生していません。③流動比率は、100%を上回っており、類似団体と比較しても高い数値となっています。一般会計からの繰入金により、保有現金が保たれたことが要因となります。④企業債残高対事業規模比率は、企業債残高は全て一般会計からの繰出金で負担していることから計上されません。⑤経費回収率は、100%を下回っており、汚水処理に要する費用を使用料で賄えていない状況です。使用料改定など適正な使用料収入の確保が課題となっています。⑥汚水処理原価は、前年度と同様類似団体平均を下回っています。今後は、施設の設備機器類の更新時期を迎え、維持管理費の増加が見込まれるため、汚水処理原価も増加するものと考えられます。⑦施設利用率は、類似団体平均や全国平均よりも低い数値であるため、施設の適正規模については接続人口を増やしても処理する余裕があるといえます。⑧水洗化率は、類似団体平均とほぼ同じです。処理区域内人口が減少傾向にありますが、今後も新規接続を増やしていく必要があります。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、類似団体平均や全国平均に比べて数値が低いですが、施設の老朽化の進行に伴い、数値が上昇傾向にあります。
全体総括
令和4年度は、「日向市農業集落排水事業最適整備構想計画」(令和3~7年度)に基づき、市内の3地区の処理施設の修繕・改築を行う長寿命化対策工事を実施しました。現在の農業集落排水事業は、経常収支比率や流動比率としては100%を超えている状態ではありますが、経費回収率が100%を下回っていることから汚水処理費を使用料だけでは賄いきれず、一般会計からの繰入金に依存している状況です。今後も、更なる収入源の確保が求められることから、使用料改定を着実に進め、経営の健全化を図る必要があります。将来にわたりサービスの提供を安定的に継続することが可能となるよう、中長期的な経営の基本計画である「経営戦略」により、引き続き経営基盤の強化と財政マネジメント向上に取り組んでいきます。
経営状況
収支構造
総額2.2億円
総額1.7億円