地域の概況
普通会計の構造(2017年度)
総額168億円
総額168億円
総額170億円
2026/10/21 保守対応
PHPの脆弱性に関する対応は、10月21日深夜に完了しました。
📣 2026/10/31 学会出席
2026年10月31日から11月1日まで福山市立大学 港町キャンパスで開催される第37回全国大会に、討論者として出席します。
総額168億円
総額168億円
総額170億円
○人口の減少や全国平均を上回る高齢化率(29年度末39.8%)に加え、町内に中心となる産業がないこと等により、町税等の自主財源に乏しく脆弱な財政基盤となっており、類似団体平均を大きく下回っている。このため、平成28年3月に「第3次行財政改革大綱」を定め、歳入・歳出の見直しを行い、行政の効率化に努めることにより、財政の健全化を図る。
○類似団体平均を下回っているのは、平成17年2月に「財政健全化計画」を策定し、徹底した歳出削減と歳入の見直しを実施したことが主な要因となっており、その後も平成23年3月策定、平成27年11月に見直しを行った「財政運営適正化計画」に基づき、継続的に内部管理経費及び職員数の削減、投資的経費の抑制など、歳入規模に見合った歳出構造への転換、また、将来の公債費負担抑制のための繰上償還を実施しており、効率的な財政運営に努める。
○人件費・物件費等の合計額の人口1人あたりの金額が類似団体を上回っているのは人件費が主な要因となっており、これは平成16年8月に5町の合併による職員数の増加に伴うもので、平成29年4月1日現在で、334人と類似団体に比べ、かなり多いためである。このことを踏まえ、人件費を削減・抑制するため、平成28年3月に策定した「第3次定員適正化計画」に基づき、採用数の抑制だけでなく、同時に効率的で質の高い行政サービスを提供できるよう組織の見直しも行いながら、適正化を図る。
○平成17年から平成21年度までの5年間は特別職及び職員の給与カット(一般職10%)の実施を行っていたため、類似団体平均を大きく下回っていたが、平成22年以降は給与の復元を行ったため、類似団体平均に近い数値で推移している。※なお、平成30年調査結果が未公表であるため、前年度の数値を引用している。
○「第2次行財政改革大綱(H23~H27)」において、60人(普通会計)の削減を行ってきたものの、人口千人あたりの職員数は類似団体を比較しても突出して多く、これは、平成16年8月に5町の合併による職員の増、離島という地理的要因から広域圏等で消防事務を行うことができず、単独消防をとらざるを得なくなったことによる職員の増、また、本町は高校卒業後、多くの生徒が島外へ進学・就職により転出しており、過疎化による人口減も挙げられ、さらなる削減が必要であるため、平成28年3月に策定した「第3次行財政改革大綱(H28~32)」を推進し、適正化を図る。
○平成23年3月に策定し、平成27年11月に見直しを行った「財政運営適正化計画」に基づく地方債の発行上限の設定により新規発行額を抑制するとともに、計画的な繰上償還を実施してきたことで、類似団体平均を下回った。
○平成23年3月に策定し、平成27年11月に見直しを行った「財政運営適正化計画」に基づく地方債の発行上限の設定により新規発行額を抑制するとともに、計画的な繰上償還を実施してきたことで、類似団体平均を下回った。今後も「財政運営適正化計画」に基づき、これまで同様、新規発行の抑制及び繰上償還を実施し、将来負担をさらに軽減できるような財政運営を実施していく。
○平成16年8月に5町が合併したことで職員数が過大となり、類似団体と比較すると高水準になっていたが、平成17年に策定した「定員適正化計画」の実施により、平成29年4月1日現在で334人(普通会計)となり、類似団体平均と同程度なった。今後は平成28年3月に策定した「第3次定員適正化計画」に基づき、平成33年4月1日までに299人(普通会計)を目標に人件費の抑制に努める。
○物件にかかる経常収支比率が類似団体平均と同水準となっているのは、平成17年2月に策定した「行財政改革大綱」等により施設の維持管理等経費の見直しを行った結果である。今後は平成28年3月に策定した「第3次行財政改革大綱」、今後策定予定の「公共施設等総合管理計画」における「個別施設計画」に基づき、公共施設の統廃合や民営化、民間委託の推進など、更なるコスト削減に努める
○扶助費にかかる経常収支比率が類似団体平均を下回っているのは、自主財源が乏しい財政状況の中、独自に事業の抑制をしていることが要因である。早期に財政の健全化を図り、福祉の充実に努める。
○その他にかかる経常収支比率が類似団体平均を下回っているのは、公営企業会計の使用料・手数料等の見直しやコスト削減により繰出金を抑制したことが主な要因であり、今後も平成28年3月に策定した「第3次行財政改革大綱」を推進し、更なるコスト削減等に努める。
○補助費等にかかる経常収支比率が類似団体平均を下回っているのは、平成17年12月に策定した「行財政改革大綱」等により補助金等の見直しを実施してきた結果であり、今後も補助金交付基準の定期的な見直しを行い、補助の「必要性」・「有効性」・「公平性」・「透明性」を確保するなど、適正な運用に努める。
○合併前の大型事業の実施によって地方債残高が増加した影響で、類似団体との差が大きく開いていたが、「財政運営適正化計画」に基づき地方債の新規発行抑制、計画的な繰上償還の実施により、年々縮小されているが、H29決算では3.9ポイント上回っているため、今後も継続して、新規発行制限、繰上償還を実施する。
○公債費以外にかかる経常収支比率については、各種行財政改革による経常経費の抑制・削減・見直しにより、類似団体平均を大きく上回っているが、今後も各種計画に基づき、人件費の抑制や公共施設の統廃合や民営化、民間委託の推進など、継続してコスト削減に努める。
・総務費が一人当たり131,294円と類似団体平均と比較して高い水準となっているのは、人件費と積立金による影響が大きくなっている。人件費については「定員適正化計画」により職員数は年々減少傾向にあるが、類似団体と比べると依然として高い水準となっているため、今後の計画に基づき平成33年4月1日までに299人(普通会計)を目標に努める。積立金については、主に減債基金積立金の影響が大きく、平成29年度決算額が442百万円となっており、この他、過疎地域自立促進基金積立金53百万円となっている。・離島という地理的条件により他団体と広域的に管理することができないごみ焼却施設、汚泥再生処理センター等の衛生費、単独消防となっている消防費等において類似団体と比較して大きく上回っている。・平成29年4月より施行された「有人国境離島法」により農林水産業費、商工費等において補助制度の新規創設、拡充等があったことにより、大幅な増となっている。・公債費が一人当たり160,932円となっており、類似団体内で1位となっているのは、合併前の大型事業の実施によって地方債残高が増加した影響で、地方債の元利償還が膨らんでいることが要因である。現在は平成23年3月策定、平成27年11月に見直しを行った「財政運営適正化計画」に基づき、地方債の発行限度額を定めるとともに、計画的な繰上償還を実施し将来の償還額の圧縮に努めていく。
類似団体内順位16位/ 63団体
類似団体内順位39位/ 63団体
類似団体内順位3位/ 63団体
類似団体内順位5位/ 63団体
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類似団体内順位4位/ 63団体
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類似団体内順位1位/ 63団体
・歳出決算総額は住民一人当たり849,987円(前年度比-11,652円)となっており、多少の人口減はあったものの、歳出決算額において前年度比-593,401千円なっており、大きな減少となった。各項目別では、人件費は141,575千円、前年度比3,138千円の増となっており、年々減少傾向にあるが、類似団体と比較して第1位となっており、これは、平成16年8月の5町の合併による職員数の増加によるもので、平成29年4月1日現在で334人と高い水準となっている。このことから平成17年に「定員適正化計画」、平成28年3月に「第3次定員適正化計画」を策定し、職員数の削減に努めており、今後も計画に基づき平成33年4月1日までに299人(普通会計)体制を目指していく。・また、物件費についても住民一人当たり116,347円と、類似団体と比較しても上位で、高水準にある。これは主に本町が離島という地理的条件から、他団体と広域的に管理することができない、ごみ焼却施設や汚泥再生処理センター等の管理費などが含まれる清掃費が大きく影響しており、決算額の合計が817百万円と物件費全体の35.6%を占めている。・補助費等については、平成29年より施行された「有人国境離島法」により創業支援・事業拡充にかかる補助制度の新規創設、離島輸送コスト支援補助制度の拡充等に伴い、一人当たり104,736円と前年度比18,636円の大幅増となっている。
類似団体内順位1位/ 63団体
類似団体内順位7位/ 63団体
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類似団体内順位5位/ 63団体
類似団体内順位5位/ 63団体
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類似団体内順位4位/ 63団体
類似団体内順位14位/ 63団体
類似団体内順位1位/ 63団体
・財政調整基金残高については、同額積立・取崩しを行っており運用益分の1百万円の増となっているが、標準財政規模の減により0.89%の増となった。・実質収支額については、246百万円となっており、普通交付税の影響で標準財政規模の増減があるが、例年2%前後で推移している。・実質単年度収支については、計画的な繰上償還等を行っているため、10%を上回った。
・全会計ともに黒字である。・標準財政規模の増減により多少の変動はあるが、ほぼ横ばいで推移している。水道事業会計については、平成29年度に簡易水道特別会計から移行し、平成28年度に自主財源確保分として約2.5億円程度、一般会計からの基準外繰入を行っており、その留保財源が大きく、他会計より大きな割合を占めている。今後も一般会計からの繰出金を抑制しつつ、連結実質赤字を出さないよう努める。
・全体のおよそ90%が元利償還金であり、平成23年3月に策定し、平成27年11月に見直しを行った「財政運営適正化計画」に基づき、地方債の新規発行を抑制するとともに、計画的な繰上償還を実施することで、元利償還金の減額に努めることが最重要である。
・平成23年に策定し、平成27年11月に見直しを行った「財政運営適正化計画」に基づく地方債の発行上限の設定により、新規発行を抑制するとともに、計画的な繰上償還を実施したことで平成27年から充当可能財源等が将来負担額を上回っているが、地方債残高については類似団体を大きく上回っており、今後も上記計画に基づき、財政の健全化を図り、それと同時に行財政改革により生じた効果額等を基金へ積立し、充当可能基金の増額にも努める。
(増減理由)平成28年度末残高では合計で8,739百万円であり、平成29年度末残高は9,274百万円となっており、前年比535百万円の増となっており、これはまちづくり基金のうち合併特例債を財源とした合併特例基金の取崩し(-34百万円)があったものの、減債基金(+442百万円)、水産業振興基金(+70百万円)の積立てを行ったことによる増となっている。(今後の方針)基本的には、財政調整基金については現状維持、減災基金・特目基金については、歳計剰余金の積立てを行っていくこととするが、不要な積立て・取崩しは避けながら、歳入・歳出のバランスや地方債残高、優先事業等を見極めながら、基金の活用を行っていく。
(増減理由)平成27年度末残高2,245百万円と比較して、平成28年度末残高2,066百万円になっており-179百万円と大きく減少している。これは、H28年度まで簡易水道事業(法非適)がH29年度から上水道事業(法適)に移行するすることに伴い、資金繰りの悪化を防ぎ、現金の余裕を持たせるため、一般会計から基準外繰出しを行ったことにより減少となったが、H29年度同額の積立て・取崩しを行ったため、運用益のみの増となった。(今後の方針)人口減による今後更なる町税等自主財源の減少、普通交付税の一本算定による縮減等を見据え、また近年頻発する自然災害に備え、不要な取崩しは行わないよう財政運営を行っていくが、積立てについてもある程度制限し現状の残高を維持していく方針である。
(増減理由)行財政改革大綱、財政運営適正化計画に基づき徹底的な歳出の見直し、地方債の新規発行上限の設定、継続的な繰上償還等を行った結果、年々地方債残高は着実に減少しているものの、平成29年度末現在高は約203億円と類似団体平均を大きく上回っており、特に繰上償還に関しては将来負担を軽減させるためにも、今後も継続して実施していく必要があり、その財源とするため、各年度の歳計剰余金を積立てていることから、増加傾向にある。(今後の方針)公債費としての支出額は定期償還だけで20億円程度で推移しており、今後、税収減、普通交付税の一本算定による歳入の減を考慮すると財政的にも厳しくなりいずれ基金からの繰入れが必要となってくるため、財政的に余裕のあるうちは減債基金への積立ては継続して実施していく。
(基金の使途)各基金の設置条例に定めるように、まちづくり基金であれば、まちづくりに資する全般的な事業、水産業振興基金であれば、水産業の振興に資する事業等に活用していく。また、ふるさと応援基金については、ふるさと納税により造成された基金であり、寄附者の意向に沿って活用していく。(増減理由)合併市町村が発行できる「合併特例債」を財源としたまちづくり基金の取崩しにより、平成29年度現在高は2,931百万円と前年比-33百万円となったが、過疎対策事業債(ソフト分)を財源とした過疎地域自立促進基金やふるさと応援基金等へ積立てを行ったことにより、前年比92百万円の増となった。(今後の方針)今後も各基金の使い道にあった事業に活用し、人件費や単なる事務的経費への充当は避け、町の振興、地域活性化に資する事業の中で、国や県の補助対象とならない事業に対し優先的に活用し、一般財源不足分を補うため今後も取崩しを行っていくが、基金に頼りすぎることがないよう、バランスをとりながら、財政運営を行っていく。
有形固定資産原価償却率については、類似団単体と同程度となっている。現在は、合併特例債を活用し施設の更新や長寿命化が可能となっていることが大きく影響している。今後、当該比率は増加することが見込まれるため、合併特例期間が終了し施設の更新や長寿命化の推進力が低下することを見据え、公共施設等総合管理計画を中心に施設の集約化・複合化及び公共施設等の除却・更新を計画的に行っていく必要がある。
類似団体内順位23位/ 35団体
将来負担額が充当可能財源等を下回るため将来負担比率は0(-)となり、グラフ上に数値は反映されていない。現在は、交付税措置率が高い合併特例債を活用した施設の更新や長寿命化が可能となっていることが大きく影響しているため、合併特例期間の終了後を見据え、当該指標については注視していく必要がある。また、現在遂行中である「財政運営適正化計画」に基づき、今後も新規に発行する地方債の抑制を行うとともに、計画的な繰上償還の実施により地方債残高を圧縮し引き続き将来負担比率の抑制に努める。
将来負担額が充当可能財源等を下回るため将来負担比率は0(-)となり、グラフ上に数値は反映されていない。実質公債費比率については、全体のおよそ90%が元利償還金であり、比率については減少傾向にある。今後も平成23年3月に策定し、平成27年11月に見直しを行った「財政運営適正化計画」に基づき、地方債の新規発行を抑制するとともに、計画的な繰上償還を実施することで、元利償還金の減額に努めることが重要である。将来負担比率については充当可能財源等が将来負担額を上回っているため0(-)となっているが、地方債残高は類似団体を大きく上回っており、今後も上記計画に基づき財政の健全化を図り、同時に行財政改革により生じた効果額等を基金へ積立てし充当可能基金の増額に努めていく必要がある。
・「道路」において有形固定資産減価償却率が類似団体と比較しやや低い値となっているのは、合併特例債による更新が実施されていることが要因の一つであり、合併特例期間終了後を見据えた計画的更新が必要である。・「漁港・港湾」において一人当たり有形固定資産(償却資産)額が類似団体と比較し突出して高い値となっているのは、当町が四方を海に囲まれた離島であり全般的に細長く急峻な山々が連なり平地に乏しいため、水産業を中心とした産業構成となっていたこと、また台風の常襲地域であるため防災的観点からも積極的に整備されてきたことが大きな要因となっている。・さらに「学校施設」「児童館」「公民館」において一人当たり面積が類似団体と比較し突出して高い値となっているのは、前述のとおり細長く急峻な山々が連なる平地に乏しい地理的要因に起因しており、このため集落が点在し集中的に施設を整備することが困難なことが大きな要因となっている。・現在、最重要課題とし実施している人口減少対策を今後も講じていくことは必須であるが、併せて、住民福祉の低下とならないよう調整を図りながら施設の集約化等を行っていく必要がある。
類似団体内順位25位/ 34団体
類似団体内順位3位/ 34団体
類似団体内順位19位/ 30団体
類似団体内順位3位/ 13団体
類似団体内順位17位/ 32団体
類似団体内順位24位/ 35団体
類似団体内順位11位/ 19団体
類似団体内順位26位/ 28団体
・「一般廃棄物処理施設」において有形固定資産減価償却率が類似団体と比較して低い値となっているのは、平成16年の合併直前に整備された比較的新しい施設が多く、また合併後においても更新整備等毎年実施していることに起因している。・「一般廃棄物処理施設」において一人当たり有形固定資産(償却資産)額が類似団体と比較し突出して高い値となっているのは、当町が離島であるため広域的事業ができず、町単独で維持管理を行っていることに起因している。・「体育館・プール」「福祉施設」おいて一人当たり面積が類似団体と比較し突出して高い値となっているのは、市町村合併前の旧町各々で管理していた既存施設が現存するためである。今後は施設の集約化・複合化を計画的に行っていく必要がある。・「市民会館」において、有形固定資産減価償却率が類似団体と比較して低い値となっているのは、鯨賓館ミュージアムについて平成16年の合併直前に整備された施設で経過年数が浅いことに起因している。・「消防施設」「庁舎」において一人当たり有形固定資産(償却資産)額が類似団体と比較し突出して高い値となっているのは、当町が細長い地形であり集落が点在していること等の地理的要因に起因しており、支所・出張所や消防団詰所など多くの施設を設置する必要があるためである。
類似団体内順位19位/ 25団体
類似団体内順位28位/ 31団体
類似団体内順位21位/ 26団体
類似団体内順位22位/ 22団体
類似団体内順位22位/ 25団体
類似団体内順位2位/ 25団体
類似団体内順位26位/ 30団体
類似団体内順位16位/ 35団体
○一般会計等においては、資産総額が当該年度の期首時点から△977百万円の減少(△0.9%)となった。基金の積立て等による流動資産の増加(346百万円)があったものの、固定資産における主に建物、工作物の減価償却額が資産の増加額を上回ったことによるものである。また一般会計等においては、資産総額のうち有形固定資産の割合が89.0%となっており、これらの資産は将来の(維持管理・更新等の)支出を伴うものであることから、公共施設等総合管理計画に基づき、施設の集約化・複合化を進めるなど公共施設等の適正管理に努める。○一般会計等における、負債総額については当該年度の期首時点から△845百万円の減少(▲3.6%)となった。今後も、平成23年3月に策定し平成27年11月に見直しを行った「財政運営適正化計画」及び令和元年12月に策定した「第2次財政運営適正化計画」により、地方債の発行限度額を定めるとともに、計画的な繰上償還を実施し負債の圧縮に努める。
○一般会計等における純行政コストと純経常行政コストの割合は95.3%(99.5%)であり、ほぼ経常的コストとなっている。昨年度に比べ△4.2%となったが、平成29年度は損失補償に伴う臨時損失399百万円が計上されたためである。○一般会計等における経常費用は13,595百万円であり、その内訳は業務費用が9,321百万円、移転費用が4,800百万円である。業務費用の主なものは人件費の3,265百万円と物件費等の5,823百万円であり、移転費用の主なものは補助金等の2,518百万円である。人件費については、純行政コストの22.9%を占めており、徐々に減少傾向にあるものの、平成28年3月に策定した「第3次定員適正化計画」により更なるコストの抑制に努める。物件費等については、物件費が純行政コストの17.4%、減価償却費が22.6%を占めており、公共施設等総合管理計画に基づく施設の集約化・複合化事業に着手するなど、公共施設等の適正管理に努めることにより経費の縮減に努める。
○一般会計等においては、税収等の財源(14,265百万円)が純行政コスト(14,259百万円)を上回り本年度差額は6百万円であったが、棚卸資産の評価替えに伴う資産評価差額の△66百万円の減、及び無償所管換等による△71百万円の減により純資産残高は132百万円減少した。○全体では、国民健康保険特別会計、介護保険特別会計等の国民健康保険税や介護保険料が税収等に含まれることから、一般会計等と比べて税収等が3,607百万円多くなっているが昨年度に比べ591百万円減少したため、本年度差額は△120百万円の減となり、純資産残高は258百万円減少した。○連結では、長崎県後期高齢者医療広域連合への国県等補助金等が財源に含まれることから、一般会計等と比べて財源が10,339百万円多くなっているが純行政コストが昨年度に比べ1,078百万円増加したため、本年度差額は△3百万円となり、純資産残高は△141百万円の減となった。
分析:○一般会計等においては、業務活動収支は3,363百万円であったが、投資活動収支については、奈良尾温浴施設整備事業(180百万円)、奈良尾総合体育館大規模改修事業(124百万円)や防災行政無線同報系デジタル化整備事業(263百万円)などの事業を行ったことから、△2,141百万円となった。財務活動収支については、「財政運営適正化計画」による地方債発行限度額の遵守、また計画的な繰上償還の実施を行ったことにより地方債の償還額が地方債発行収入を上回ったことから、△1,271百万円となっており、本年度末資金残高は前年度から△49百万円減少し、263百万円となった。結果、本年度末現在の状況は、地方債の計画的な償還を実施しつつも、経常的な活動に係る経費は、普通交付税に依存しているものの、基金等の取り崩し等に頼ることなく税収等の収入で賄えている状況である。
分析欄:1.資産の状況○住民一人当たり資産額は、合併前に旧市町毎に整備した公共施設があるため、保有する施設数が非合併団体よりも多く、類似団体平均を上回っている。しかし、老朽化した施設が多く、将来の公共施設等の修繕や更新等に係る財政負担を軽減するため、平成28年度に策定した公共施設等総合管理計画に基づき、今後10年間の取組として公共施設等の集約化・複合化を進めるなどにより、施設保有量の適正化に取り組む。〇歳入額対資産比率については、類似団体平均を上回る結果となっているが、今後も、施設保有量の適正化に取り組む必要がある。○有形固定資産減価償却率については、類似団体平均を下回っているが、現在は合併特例債を活用し施設の更新や長寿命化が可能となっているためであるので、特例期間後を踏まえ公共施設等の適正管理に努めていく。
○純資産比率は、類似団体平均と同程度である。当該年度における純資産は前年度から132百万円減少しているが、純資産の減少は、将来世代が利用可能な資源を過去及び現世代が費消して便益を享受したことを意味するため、今後もこの水準の維持に努める。○社会資本等形成に係る将来世代の負担の程度を示す将来世代負担比率は、類似団体平均を若干上回っている。現在遂行中である「財政運営適正化計画」に基づき、今後も新規に発行する地方債の抑制を行うとともに、計画的な繰上償還の実施により、地方債残高を圧縮し、将来世代の負担の減少に努める。
○住民一人当たり行政コストは類似団体平均を上回っている。特に、純行政コストのうち22.9%を占める人件費が、類似団体と比べて住民一人当たり行政コストが高くなる要因となっていると考えられる。平成17年に策定し平成28年3月に再策定した「第3次定員適正化計画」により徐々に減少傾向にあるものの、更なるコストの抑制に努める。また、物件費が純行政コストの17.4%、減価償却費が22.6%を占めており、公共施設等総合管理計画に基づく施設の集約化・複合化事業に着手するなど、公共施設等の適正管理に努めることにより経費の縮減に努める。
○住民一人当たり負債額は類似団体平均を上回っているが、これは合併前の大型事業実施によって、地方債残高が増加した影響で地方債の元利償還額が膨らんでいることが要因である。また、当町が離島であり他団体と広域的に管理することができない、ごみ焼却施設や汚泥再生処理センターなどの施設の長寿命化や更新を1町で行わざるを得ない状況も一つの要因である。今後も、現在遂行中である、「財政運営適正化計「画」に基づき、今新規に発行する地方債の抑制を行うとともに、計画的な繰上償還の実施により、地方債残高縮小に努める。○基礎的財政収支は、投資活動収支の赤字分が業務活動収支の黒字分を下回ったため、1,920百万円となっており類似団体平均を上回っている。
○受益者負担比率は類似団体平均を下回っており、行政サービス提供に対する直接的な負担の割合は比較的低くなっている。公共施設等の使用料の見直しを行うとともに、公共施設等の利用回数を上げるための取組を行うなどにより、受益者負担の適正化に努める。なお、類似団体平均まで受益者負担比率を引き上げるためには、仮に経常収益を一定とする場合は、4,006百万円経常費用を削減する必要があり、経常費用を一定とする場合は、208百万円経常収益を増加させる必要がある。このため、公共施設等の使用料の見直し等を行うとともに、第3次行財政改革実施計画により経費の削減に努める。
長崎県新上五島町の2017年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。
総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。
ページ上部の関連リンクから、この自治体に紐づく地方公営企業ページへ移動できます。