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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率は、使用料収入と一般会計補助金を受入れ120%を超えており、類似団体と比較すると良好な水準となっている。③流動比率は、一般会計からの補助金に頼り経営している状況で、繰越現金等の流動資産が少なく、100%を下回っており、類似団体と比較しても低く、短期的な債務に対して有する資産が少ない状況となっている。④企業債残高対事業規模比率は、借り入れる企業債より、償還する企業債の金額の方が多く、営業収益に大きな変動がないため、減少している状況である。類似団体との比較では良好な水準となっている。⑤経費回収率は、100%を上回っており汚水処理費(公費負担分を除く)を使用料で賄えている状況で、類似団体と比較しても良好な水準となっている。⑥汚水処理費(公費で負担すべきものを除く)、有収水量がほぼ横ばいで推移しているため、汚水処理原価も横ばいとなっている。類似団体との比較では平均よりも安価であり、良好な水準となっている。⑦施設利用率は、特定企業による安定的な需要があるためここ数年ほぼ同水準で推移しており、類似団体との比較でも高い水準となっている。⑧水洗化率は年々微増しており、類似団体と比較して高い水準となっている。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率は平均を下回っているが、機械設備等に老朽化が見られる。この改築更新費用は多額であり、安定的な経営を行うためにも計画的な改築更新が必要となる。現在第1期ストックマネジメント計画に基づいた施設の更新と、第2期ストックマネジメント計画の策定を行っており、令和9年度以降は現在策定中である第2期ストックマネジメント計画に基づき計画的な更新を行っていく。②現在法定耐用年数を超えた管渠はない状況であるが、今後耐用年数超える時期を迎えた際の計画を立てておく必要がある。 |
全体総括類似団体と比較するとおおむね良好な経営となっているが、下水道使用料収入のみでは経営が成り立たず一般会計からの繰入金を要しているため、不安定な経営状況である。安定した経営を行うためには財源確保のための取り組みが必要であり、経費の縮減、下水道への加入促進や料金改定の検討を進めていく必要がある。今後も、「佐々町下水道事業ビジョン」、「佐々町下水道事業経営戦略」をもとに施設・経営の両面の健全化を図りながら、持続可能な下水道の構築に努めたい。※令和2年度より地方公営企業法適用事業となったため、令和元年度以前のデータは該当数値のあるものであっても本分析表に記載されていない。 |
出典:
経営比較分析表
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