事業・施設概要
| 都道府県 | 長崎県 | 経営主体 | 佐々町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A7 | 行政区域内人口 | 13,835人 |
| 現在給水人口 | 13,823人 | 給水区域面積 | 1,183ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は、物価高騰の影響と減価償却費の増加により、前年度と比較すると低い値になっているが、特定企業による安定的な収益が確保されていることに加えて、企業債利息と減価償却費が低く抑えられているため、類似団体比較となると良好な水準となっている。③流動比率、④企業債残高対給水収益比率は、ここ数年多くの投資的事業を実施したため、企業債を新規に借入れしたことや、純利益の減少により現金が減少したことにより、前年度に比べ、③は減少、④は増加している。⑤料金回収率は、100%を上回っているが、年々その数値は下がってきており、給水収益の減や費用の増加などがその要因と考えられる。なお、将来の給水人口は年々減少傾向となる見込みであり、今後も料金回収率は減少傾向が続くと考える。⑥給水原価は、物価高騰の影響と減価償却費の増加により、前年度と比較すると高い値になっているが、企業債利息と減価償却費が低く抑えられているため、類似団体比較としては低い水準となっている。⑦施設利用率は、特定企業による安定的な需要が継続してあり、平均を押上げているため、類似団体比較よりも高い水準となっている。ただし、経年的な比較で見ると水需要の減少に伴い、数値は減少している。⑧有収率は、前年度と比較して高い値となり、類似団体と比較しても良好な数値となっている。今後とも漏水調査を行うことで有収率の維持向上に努めていきたい。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、ここ数年の更新投資の増により減少傾向となっており、類似団体と比較すると良好な水準となっている。②管路経年化率は、管路更新事業を進めているが、昭和50年~60年代にかけて拡張事業で整備した管が順次、法定耐用年数を越えてきているため、全体的に見ると少し進んでいる状況である。しかしながら、類似団体と比較すると、依然低い水準となっている。③管路更新率は、計画的な更新事業を行ってはいるが、本年度は管路新設工事が多かったことにより、前年度と比較すると低い値となった。今後も計画的に管路更新を進めていきたい。
全体総括
決算状況としては、類似団体と比較して健全な状況であると判断しているが、長期財政計画を作成し、今後の収支を見込んだ際、経営状況が段々と悪化していく見込みとなった。加えて、経年等も進んできており、施設の再整備事業を行っていく必要がある。また、将来的に費用が多額になることが予想されるため、計画的な更新と財源の確保を行い、安定的な経営に努めていきたい。今後も、「佐々町水道事業ビジョン」「佐々町水道事業経営戦略」をもとに安全で安心できる水の供給が施設・経営の両面で実施できるように努めたい。
経営状況
収支構造
総額3.4億円
総額3.0億円