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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価施設利用率水洗化率 |
経営の健全性・効率性について①経常収支比率及び⑤経費回収率については、継続して100%を超えています。これに加え、⑥汚水処理原価、⑦施設利用率の状況から、比較的効率の良い経営が行えていると判断できます。⑧水洗化率については97%超と整備が完了しつつある状況で、人口減少や利用者の節水意識向上も相まって、今後経常収益の更なる増加は見込むことができないと思われますので、今後も経費削減等に取組み、更なる経営の効率化を図ります。③流動比率については、全国平均値及び経営安全性の指標となる100%を上回っている状況です。④企業債残高対事業規模比率については、依然として平均を大幅に下回っている現状です。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について①有形固定資産減価償却率については、平均を上回っている状況が続いており、老朽化に備えた更新計画の策定が必要となっています。そのような中で、汚水処理施設である時津浄化センターについては、平成23年度に長寿命化計画を策定し、現在も継続して改築・更新を行っているところです。また中継ポンプ場及び管渠においては、今後ストックマネジメントに基づいた改築更新計画を策定し、既存施設の改築更新に係るコストが将来にわたって過剰にならないよう、計画的な施設の更新を行う予定です。 |
全体総括本町下水道事業は、平成3年の事業開始からまもなく30年が経過しようとしていますが、経営の健全性・効率性から判断すると比較的良好な経営状況が続いていると言えます。また平成28年度に中長期的な経営の基本戦略となる「経営戦略」を策定し、良好な下水道サービスの持続的な提供へ向けた経営方策の整備を行いました。一方で既存施設の老朽化が続いていることから、今後も長寿命化計画や改築・更新への投資を主に行っていく必要があると考えられます。「経営戦略」に基づき、コストの逓減化による投資余力を確保し、施設の戦略的な維持・修繕及び改築を行っていきます。 |
出典:
経営比較分析表
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