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福岡県新宮町:公共下水道の経営状況(2022年度)

🏠新宮町

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収録データの年度

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経営比較分析表(2022年度)

経常収支比率

収益的収支比率

累積欠損金比率

流動比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

本事業は新宮処理区(平成2年度供用開始)、中央処理区(平成21年度供用開始)の2処理区での事業です。平成30年度から企業会計に移行しています。令和4年度の経常収支比率は、微増であり、使用料収入や一般会計繰入金等で維持管理費や企業債利息をまかなえている状況です。経費回収率は、100%をわずかに下回っていますが、汚水に係る費用をほぼ使用料収入でまかなえている状況にあると言えます。企業債残高対事業規模比率は、減少していますが、中央浄化センター増設事業に伴う起債借入により、今後増加する見込です。また、施設利用率は下水道区域の拡大に伴い、増加しています。水洗化率はほぼ横ばいで推移しており、新規下水道供用開始区域でも下水道への接続工事は順調に進んでいます。

有形固定資産減価償却率

管渠老朽化率

管渠改善率

老朽化の状況について

施設全体の維持管理計画に基づき、適切な管理をしていくとともに、ストックマネジメント計画に基づく効率的な改築・更新を図っていきます。なお、新宮処理区は福岡市に汚水処理を委託しているため、和白水処理センターの施設改築更新にかかる費用負担が生じます。令和4年度は、三代地区の一部区域に下水道を整備しています。今後は、原上地区に下水道整備区域を拡大していく予定です。管渠改善率は、新規整備が主であることもあり、横ばいで推移しています。

全体総括

施設管理では、ストックマネジメント計画にもとづき計画的な改築更新や修繕を実施しています。また、区画整理事業や下水道整備区域の拡大に伴い、汚水処理水量の増加が見込まれており、中央浄化センター処理施設増設事業を令和5年度から実施する予定です。今後は、汚水処理に係る費用の増加や起債償還が経営を圧迫することが想定されることから、上下水道事業経営審議会での審議を踏まえ、経営戦略の見直し及び下水道使用料のあり方を検討していきます。

出典: 経営比較分析表,

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