事業・施設概要
| 都道府県 | 福岡県 | 経営主体 | 新宮町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 簡易水道事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | C4 | 行政区域内人口 | 33,036人 |
| 現在給水人口 | 210人 | 給水区域面積 | 125ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
本事業は令和6年度から企業会計に移行しています。また、離島の相島地区での事業であるため、上水道事業に比べ約1.4倍の料金体系をとっています。法適化初年度で単年度赤字となったことで、経常収支比率が100%を下回っており、累積欠損金も発生しています。離島での簡易水道事業のため給水原価も高く、料金回収率は100%を大きく下回っており料金収入のみでは給水に係る費用の2割程度しか賄えていないことを示しています。給水区域の拡大や配水量の増加は見込めないため、一般会計繰入金などにより経営改善を図っていきます。また、企業債残高対給水収益比率は、平均値と比較して高くなっていますが、今後、企業債残高は減少していく見込みです。現状では人口減少により料金を改定しても収益の増加は見込めない状況です。したがって、今後も一般会計からの繰入に頼らざるを得ない事業運営になるものと考えていますが、料金の在り方を検討していきます。
老朽化の状況について
平成11年度から平成13年度までの基幹改良事業により約4割の配水管更新を実施しており、未実施の配水管については随時実施してきました。令和4年度から令和5年度にかけて浄水場等の機械電気設備の更新工事を実施しました。令和6年度では、県事業工事に伴い、相島循環線配水管布設替工事を実施し、その際、耐震性に優れた管材を採用し、災害に強い管路整備を実施しました。管路経年化率は今後は増加していく見込みですが、経営状況を考慮しつつ、計画的な施設更新を実施していきます。
全体総括
料金回収率の改善には、給水収益の増加が必要となりますが、給水区域の拡大や配水量の増加は見込めないうえ、現状で高い設定の料金を値上げすることが難しいことから、給水収益の増加は見込めません。令和6年度から企業会計に移行し、資産等の把握により、より計画的な施設の改築更新が可能となりますが、移行前と同様、一般会計からの繰入金に頼る事業運営となります。
経営状況
収支構造
総額3,569.5万円
総額4,003.1万円