愛媛県宇和島市:宇和島市立吉田病院の経営状況(2018年度)
愛媛県宇和島市が所管する病院事業「宇和島市立吉田病院」について、2018年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2018年度)
地域において担っている役割
宇和島市吉田地域における、入院機能を備える数少ない医療機関の一つであり、主に急性期を脱した後の回復期及び慢性期医療を中心として、地域医療の向上に努めている。
経営の健全性・効率性について
常勤医師が、平成15年度から平成28年度までに、11名から3名(うち1名は歯科医師)にまで減少し、それに伴い病床数も144床のうち44床休床し、100床で運営している。収支も相関して悪化したが、平成26年度以降は経常収支の黒字を維持している。平成31年1月より地域包括ケア病床を4床増床、また地域包括ケア入院医療管理料を2から1へ類上げを行い医業収益の増収を図ったが、人口減少と7月豪雨災害による影響により収益が大きく減少したため職員給与費対医業収益比率が上がった。医業収益悪化により累積欠損金は増加の一途を辿っており、会計制度改正による退職手当引当金分割計上によって、平成25年度以降累積欠損金比率は200%を超えた。平成30年度末を以て分割計上は終了したが、慢性的な赤字体質を改善しない限り欠損金の解消には至らない。医師の負担軽減と、累積欠損解消のためには、医師の確保が急務であり、同時に患者単価の増加等、経営の効率化に取り組まなければならない。
老朽化の状況について
有形固定資産の減価償却率は類似団体平均値より高い。理由としては、施設の老朽化が顕著であること、医療機械の予防保全等きめ細やかなケアによる長寿命化などが挙げられる。また、昭和40年建築の病棟及び昭和56年建築の病棟については、耐震診断の結果、耐震強度不足が報告されており、今後の人口減少や医師不足を踏まえ、吉田病院病院機能等改編計画を策定し、同改編計画案が決定した。
全体総括
地域包括ケア病床の導入・増床・類上げ等上位の施設基準を取得し増収対策を行っているものの、深刻な医師不足・看護師不足、人口減少による外来患者数及び入院患者数の減少スパイラルに陥っている。収益の改善は非常に困難な状況であるが、吉田地域におけるセーフティーネットとしての役割を果たすため、引き続き経営の健全化に努めていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
宇和島市立吉田病院の2018年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の宇和島市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。