愛媛県宇和島市:宇和島市立吉田病院の経営状況(2017年度)
愛媛県宇和島市が所管する病院事業「宇和島市立吉田病院」について、2017年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2017年度)
地域において担っている役割
宇和島市吉田地域における、入院機能を備える数少ない医療機関の一つであり、主に急性期を脱した後の回復期及び慢性期医療を中心として、地域医療の向上に努めている。
経営の健全性・効率性について
平成15年度に11名いた医師が平成16年度頃から次々と退職し、平成17年度2月に一般病床96床のうち44床を休床せざるを得なくなった。平成28年度末では常勤医3名(歯科医1名含む)まで減少し極めて深刻な状況にあり、結果として患者数の十分な確保ができず医業収益は逓減している。ただ、それに伴い人件費・材料費等も逓減しており、加えて会計制度改正による長期前受金戻入を計上したことにより、平成26年度以降は経常収支の黒字を達成している。医業収益悪化により累積欠損金は増加の一途を辿っており、加えて会計制度改正により平成25年度より計上不足額の退職手当引当金を分割計上することとしているため、平成25年度以降累積欠損金比率は200%を超えた。平成30年度末を以て分割計上は終了するものの、慢性的な赤字体質を改善しない限り欠損金の解消には至らない。医師の負担を軽減し、累積欠損を解消するためにも、医師の確保が急務であり、同時に患者単価の増加等、経営の効率化に取り組まなければならない。
老朽化の状況について
有形固定資産の減価償却率は類似団体平均値より高い。理由としては、施設の老朽化が顕著であること、医療機械の予防保全等きめ細やかなケアによる長寿命化などが挙げられる。また、昭和40年建築の病棟及び昭和56年建築の病棟については、耐震診断の結果、耐震強度が十分でないことが報告されており、今後の人口減少率や医師が不足している状況等を踏まえ、適正な病院規模を検討しているところである。
全体総括
地域包括ケア病床の導入・増床等上位の施設基準を取得し増収対策を行っているものの、深刻な医師不足・看護師不足、人口減少により、収益の向上にはなかなか繋がっていないが、地域医療の維持・向上のため、引き続き経営の健全化に努めていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
宇和島市立吉田病院の2017年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の宇和島市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。