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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について平成29年度は、有収水量の増加に伴い使用料収入が増加した。総収益は、一般会計繰入金について、所要額を精査したことにより減額となり、減少したものの、支払利息の減少等に伴い、総費用が減少傾向となったことから、収益的収支比率は1.22ポイント上昇している。企業債残高対事業規模比率は、企業債現在高の減少等により下降しており、類似団体の平均値を下回っているが、償還ピーク(元金)は4年程度先であり、当分、大きな負担が継続する見通しとなっている。水洗化率は95%程度で、類似団体よりも高くなっており、本年度の使用料収入も増加したが、中長期的には、人口減少等に応じて逓減するものと見込んでおり、引き続き費用の抑制等に尽力すべきと考えている。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について本市の下水道事業は、平成2年12月から供用を開始し、未だ管渠の耐用年数を経過していないことから、本格的な更新工事は行っておらず、管渠改善率は0%となっている。平成32年4月から地方公営企業法を適用し、固定資産台帳を整備することにより経過年数ごとの管理を的確に行い、財政上の観点からも計画的な管渠更新計画を検討していきたい。 |
全体総括大規模な整備事業がほぼ終了し、今後は維持管理を中心とした経営を行っていくこととなる。当面の間、地方債の償還が大きな負担となり、使用料収入についても人口減少等の影響から逓減する見通しであることから、H28年度に策定した経営戦略(H29~H38)に基づき、計画的な財政運営を図り、安定経営を実現していきたい。また、平成32年度から企業会計方式を導入することにより、資産、負債及び資本の構成状況等を的確に把握し、より計画的な財政マネジメントを実施していきたい。 |
出典:
経営比較分析表
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