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経常収支比率収益的収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について収益的収支比率は、平成28年度は前年度に比べて0.69ポイント上昇している。これは、下水道使用料収入が人口減少や節水意識の高揚等により微減となったものの、他会計繰入金が増加したこと等によるものである。企業債残高対事業規模比率は、企業債現在高の減少等により下降しており、類似団体の平均値を下回っているが、償還ピーク(元金)は5年程度先であり、当分、大きな負担が継続する見通しとなっている。水洗化率は95%程度で、類似団体よりも高くなっているが、使用料収入について、人口減少等に応じて逓減するものと思われ、以前厳しい財政運営を強いられる状況にある。収益的収支の改善は、安定運営の第一歩であるため、引き続き、費用の抑制等に努めなければならない。 |
有形固定資産減価償却率管渠老朽化率管渠改善率 |
老朽化の状況について本市の下水道事業は、平成2年12月から供用を開始し、未だ管渠の耐用年数を経過していないことから、本格的な更新工事は行っておらず、管渠改善率は0%となっている。今後は平成32年4月からの地方公営企業法の適用にあたって、固定資産台帳を整備することで下水道管渠の状態を把握し、管渠の長寿命化施策へとつなげていきたい。 |
全体総括大規模な整備事業を推進する時代が経過し、今後は維持管理を中心とした経営を行っていくこととなる。当面の間、地方債の償還が大きな負担となっていくが、H28年度に策定した経営戦略(H29~H38)に基づき、計画的な財政運営を図り、安定経営を実現していきたい。また、平成32年度から企業会計方式を導入することにより、民間企業と同様の精度の高い財務諸表(貸借対照表(BS)、損益計算書(PL)、固定資産台帳等)を作成し、公営企業としての資産等を正確に把握することにより、より計画的な経営基盤の強化、財政マネジメントの向上に努めていきたい。 |
出典:
経営比較分析表
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