事業・施設概要
| 都道府県 | 島根県 | 経営主体 | 江津市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D3 |
| 行政区域内人口 | 24,474人 | 現在処理区域内人口 | 787人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 527人 | 現在処理区域面積 | 30ha |
| 晴天時現在処理能力 | 750m³/日 | 下水管布設延長 | 9km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
当市の特定環境保全公共下水道事業は、大きな集客施設であるしまね海洋館アクアスや県内屈指の海水浴場がある波子地区において、水質保全や住環境の向上を図るため、平成13年度に事業認可を受け事業着手、平成17年度から平成23年度に整備を行ったものである。①収益的収支比率が大きく伸びているが、これは使用料収入では施設管理費も賄えないことから、H27において将来的な負担増に備えた臨時的な一般会計繰入金を受け入れたためである。④企業債残高対事業規模比率は、企業債償還費を一般会計繰入金で賄わなければならない状況であることからゼロになっている。また施設管理費について、H27はH26に比して、汚水処理槽の大きな修繕や、その処理槽に溜まる汚泥の処分費用が増加しため、⑤経費回収率が下がり、⑥汚水処理原価が高くなっている。⑦施設利用率及び⑧水洗化率は、若干の進捗はあるものの、依然低い状況にある。これは、市内においても高齢化率が比較的高い地区であること等から、中々積極的な接続意識が生まれにくいといった要因が考えられる。
老朽化の状況について
現在当市においては、老朽管の更新等を行っていないため、管渠改善率の数値は出ていないが、今後必要となるストックマネジメントに係る計画の策定等の中で、より良い将来経営にむけた管渠・処理場の老朽化対策を図っていく必要がある。
全体総括
当市の特定環境公共下水道事業においては、主にしまね海洋館アクアスを中心とした事業所使用料が大きな収入源であり、こうしたことが経費回収率を引き上げている要因となっている。ただ、H27数値から見てとれるように、今後大規模な修繕や汚泥の処分費用が必要になると、安定的な下水道事業経営が難しくなることが懸念される。引き続き広報啓発等、接続率の向上に向けた取り組みを行っていく必要がある。また、下水処理施設において稼働状況に合わせた光熱水費等ランニングコストの節減に努めるとともに、管渠を含めた施設の計画的な修繕・更新を行うことにより、経営の安定化を図っていく。
経営状況
収支構造
総額1.2億円
総額5,139.7万円