事業・施設概要
| 都道府県 | 島根県 | 経営主体 | 江津市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D3 |
| 行政区域内人口 | 24,867人 | 現在処理区域内人口 | 795人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 520人 | 現在処理区域面積 | 30ha |
| 晴天時現在処理能力 | 750m³/日 | 下水管布設延長 | 9km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
当市の特定環境保全公共下水道事業は、大きな集客施設であるしまね海洋館アクアスや県内屈指の海水浴場がある波子地区において、水質保全や住環境の向上を図るため、平成13年度に事業認可を受け事業着手、平成17年度から平成23年度に整備を行ったものである(面積30ha、管路延長8,005m)。計画人口は960人であったが、人口減少等により平成26年度現在で795人となっている。収益的収支比率は100%を確保しているが、使用料収入では施設管理費も賄えないため、資本費である地方債償還金や営業費用として不足する額を一般会計からの繰入金で補っており、このため企業債残高対事業規模比率が低くなっている。修繕費などにより汚水処理原価が高かった年度以外では、汚水処理原価及び経費回収率はほぼ類似団体の平均に近い形となっている。ただ、当該地区は市内においても高齢化率が高い地区であること等から、接続率が伸び悩んでおり、施設利用率及び水洗化率は依然低い状況にある。
老朽化の状況について
現在当市においては、老朽管の更新等を行っていないため、管渠改善率の数値は出ていないが、今後必要となるストックマネジメントに係る計画の策定等の中で、より良い将来経営にむけた管渠・処理場の老朽化対策を図っていく必要がある。
全体総括
当市の特定環境公共下水道事業においては、主にしまね海洋館アクアスを中心とした事業所使用料が大きな収入源であり、こうしたことが経費回収率を引き上げている要因となっている。ただ、安定的な下水道事業経営のためには、接続率の向上が必要不可欠であることから、今後も広報啓発等、接続率の向上に向けた取り組みを行っていく。また、引き続き下水処理施設において稼働状況に合わせた光熱水費等ランニングコストの節減に努めるとともに、管渠を含めた施設の計画的な修繕・更新を行うことにより、経営の安定化を図っていく。
経営状況
収支構造
総額7,363.3万円
総額4,171.3万円