事業・施設概要
| 都道府県 | 奈良県 | 経営主体 | 斑鳩町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | 行政区域内人口 | 28,220人 | |
| 現在給水人口 | 28,188人 | 給水区域面積 | 1,427ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支率については、浄水場稼働停止に伴う受水費の増等により経常費用が増加したため例年より減少した。②累積欠損比率は0%である。③流動比率については、未払金が増えたことにより、前年度より下回っているものの、100%を超えており、短期的な債務に対する支払い能力は有している。④老朽管の更新事業を企業債借入により実施しており、今後も同水準で推移する。⑤料金回収率については、令和2年度に新型コロナウイルス感染症に対する支援策として水道料金(基本料金)の免除を行ったことにより一時的に数値が低下したが、令和3年度は100%を超えているため、給水に係る費用は給水収益で賄えている。⑥給水原価については、経常費用の増加により多少上昇しているものの、ほぼ横ばいとなっている。⑦施設利用率については、全体的に数値はやや低いが、類似団体平均値と同じような動きで推移している。⑧有収率については、全国平均に比べ高い水準を維持しており、今後もこの水準を保てるよう引き続き漏水対策を検討していく。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は、増加傾向にあることから、より老朽化した管路についての更新をすすめていく必要がある。②当町の管路は、昭和40年代後半からの人口増に伴い築造されたものが多く、類似団体平均値よりも高くなっており、管路の老朽化が課題となっている。③管路更新率は類似団体平均値よりも高くなっており、公共下水道整備と連携して行っている管路更新の成果が出ているものの、管路経年化率は年々増加していることから、法定年数を経過した管路に対する更新事業を進めていく必要がある。
全体総括
県営水道100%受水に切替えたことによる受水費増加により経常費用は増加しているが、今後は浄水施設の更新・維持管理に係る費用が不用となる。しかし、管路経年化率からみても当該数値の向上は当町の当面の課題であり、老朽管更新事業に伴う企業債の新規借入は今後も継続することから財政収支は厳しいものになっていくと想定される。経営の健全性の維持のためにも、更なる事業運営の効率化を検討していく必要がある。
経営状況
収支構造
総額7.2億円
総額6.9億円