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経常収支比率累積欠損金比率流動比率企業債残高対給水収益比率料金回収率給水原価施設利用率有収率 |
経営の健全性・効率性について①令和5年度は水道料金の減免に係る一般会計補助金が無いこと等により営業外収益が前年度に比べて減少し前年度比0.59ポイント低下しました。健全経営の水準とされる100%を上回っています。②累積欠損金は生じていません。③新たな企業債等の借入れはなく、平均値を大きく上回っています。④平成30年度で企業債を完済したため、当該値は0.00です。⑤令和5年度は令和4年度に実施した基本料金の減免を実施しなかったため前年度比4.70ポイント上昇し、事業に必要な費用を給水収益で賄えている状況とされる100%を上回りました。⑥前年度と比べて事業費が減少したものの、有収水量の減少に伴い給水原価が上昇したため、前年度比2.15ポイント上昇しています。引き続き費用の削減に取り組み、現行の料金体系を維持できるよう努めていきます。⑦給水人口の減少等により、前年度比で0.64ポイント低下しました。平均値を上回っており、適切な施設規模と考えられます。⑧前年度比で1.08ポイント低下しました。漏水調査を継続して実施し、水道管の修繕等による施設の維持管理にも努めていることから、平均値を大きく上回っています。 |
有形固定資産減価償却率管路経年化率管路更新率 |
老朽化の状況について①有形固定資産の減価償却費が増加したこと等により、前年度比0.22ポイント上昇しました。②前年度比で1.2ポイント上昇しており、施設の老朽化が進んでいます。大規模な布設工事を実施した年度の管路が法定耐用年数を迎えたこと等により、平均値を上回っています。引き続き事業費の平準化を図り、計画的・効率的な施設の更新に取り組んでいきます。③道路改良に伴う水道管の移設等により、前年度比0.28ポイント上昇しました。管路の更新と耐震化を進め、安定した水道水の供給に努めていきます。 |
全体総括1.経営の健全性・効率性については、経常収支比率は100%を上回っており、現在は安定した経営を行っていますが、徐々に低下傾向です。また、給水原価は徐々に上昇傾向であり、必要なコストが増加していく状況が予想されます。今後、水需要の減少により経営状況が厳しくなることが見込まれることから、健全な事業経営を維持していくため、更なる業務の効率化と収益の確保、費用の削減に努めていきます。2.老朽化の状況については、施設の老朽化が進んでいるものの、平均値を超える管路更新率を維持しています。今後も計画的、効率的に管路の更新、耐震化を進めるとともに、適宜修繕を実施して延命化にも取り組みます。 |
出典:
経営比較分析表
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