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地方財政ダッシュボード

奈良県大和高田市の財政状況(2022年度)

奈良県大和高田市の財政状況について、2022年度の主要指標と分析コメントをまとめて確認できるページです。

大和高田市水道事業末端給水事業病院事業大和高田市立病院駐車場整備事業JR高田駅西側駐車場下水道事業公共下水道

収録データの年度

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概観

人口の推移
歳入・歳出・差引の推移

普通会計の構造(2022年度)

目的別歳出
歳入の内訳
性質別歳出

財政比較分析表(2022年度)

財政力指数の分析欄

新型コロナウイルス禍における企業業績の落ち込み等により令和2年度から減少傾向にあった地方税収入は、令和4年度にやや回復したものの、人口の減少や高齢化の進展により大きな増加が見込めない状況にある。財政力指数は、0.47~0.49と横ばいの傾向が続いており、類似団体平均を下回っている。そのため、地域手当等の職員手当や報酬の減額措置の継続による人件費の抑制及び地方税の徴収強化等の取組みによる歳入の確保により、財政基盤の強化に努める。

経常収支比率の分析欄

令和4年度の経常収支比率は、前年度に比べて7.4ポイント悪化している。ただし、令和3年度の経常収支比率は、申請誤りのあったR2年度分の国庫負担金等が過年度収入として4.8億円精算交付されたことによる影響により、本来より3ポイント程度低くなっていると考えられるため、令和4年度は実質、前年度比4.5ポイント程度の悪化であったと考えられる。類似団体においても3.6ポイント悪化しているが、本市では特に、退職手当の増加等による人件費の増加(+3.3億円)や、扶助費の増加(+4.7億円)による影響が大きかった。今後も、近年の物価高騰による物件費の増加や、会計年度任用職員の処遇改善による人件費の増加等が予想されることから、経常経費の抑制や既存事業の見直し、公共施設における統廃合の検討等の取り組みにより、比率の改善を図る必要があると考える。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

令和4年度は、令和3年度実施の旧庁舎解体工事(1.5億円)の皆減による物件費の減少等が主な要因となり、前年度に比べて人口一人当たりの決算額が1,249円減少した。しかしながら、本市は学校や保育所等の公共施設数が多いことから、類似団体に比べて、人口一人当たりの金額が大きい傾向にある。公共施設の管理については、可能な部分において指定管理者制度を導入し、その他の業務についても外部委託によるコスト削減を図っているところである。公共施設における統廃合の検討等により、今後も経費の抑制を図っていく方針である。

ラスパイレス指数の分析欄

令和3年度に高齢・高給の退職者と新規採用職員の入れ替わり等による影響により1.0ポイント悪化しており、令和4年度においても引き続き低い値となっている。本市の行政職給料表は、7級までの給料表を適用しており、近年は職員の年齢層も若くなっていることから、国との比較で2~3ポイント程度低い水準で推移している。類似団体と比較しても低い水準で推移していることについても、同様の要因である。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

保育所、こども園、高等学校及びごみ処理施設等の施設運営を直営で行っていることにより、職員数が類似団体平均と比較して多くなる基礎的な要因がある。人口減少等の影響により、年々上昇傾向となっている。公共施設の管理については、可能な部分において、指定管理者制度の導入等による委託化を進めているところであり、その他の業務についても外部委託を行うことにより、適正な定員管理に努める。

実質公債費比率の分析欄

平成14年度以降に普通建設事業費の抑制を続けたことにより、元利償還金の減少傾向が続いており、比率は改善している。また、平成18年度から平成26年度に発行した退職手当債が平成29年度以降に順次償還を終えているため、令和6年度頃までは元利償還金の減少を見込んでいる。

将来負担比率の分析欄

令和4年度の将来負担比率は、分子である地方債現在高が12.3億円減少したこと、公営企業等繰入見込額が8億円減少したこと等が主な要因となり、前年度に比べて13ポイント改善している。地方債現在高が減少したのは、令和4年度における普通建設事業が少なかったことにより、起債の発行額が償還額を大きく下回ったことによる。しかしながら、令和5年度には、ごみ中継施設建設事業や広域ごみ処理施設建設事業等、大規模な普通建設事業にかかる起債を予定していることから、将来負担比率は増加すると見込んでいる。事業実施の適正化を図り、財政の健全化に努める。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2022年度)

人件費の分析欄

本市は、類似団体と比較して、ラスパイレス指数が低く、職員数(人口千人当たり職員数)が多いという状況であるが、保育所、こども園、高等学校等の施設運営を直営で行っているなどの職員数が類似団体と比較して多くなる要因があり、行政サービスの提供方法の差異であると言える。令和2年度導入の会計年度任用制度による人件費の増加や待機児童解消のための保育士(会計年度任用職員)の処遇改善等による影響に加え、R4年度は一般職の退職者数の増加により退職手当が前年度比+2.5億円となったこと等により、類似団体内平均値より8ポイント高くなっている。公共施設の管理については、可能な部分については、指定管理者制度の導入等による委託化を進めているところであり、その他の業務についても外部委託を行うこと等により人件費の抑制に努める。

物件費の分析欄

物件費に係る経常収支比率は、令和2年度に、会計年度任用制度が導入されたことに伴い、非常勤職員にかかる費用が物件費から人件費となったことで2.1ポイント減少したものの、令和3年度は新庁舎移転に伴う庁舎管理費の増加や児童ホームの運営委託化により上昇し、令和4年度においては、各公共施設における光熱費の上昇が主な要因となり、令和3年度よりもさらに1.1ポイント上昇する結果となっている。なお、本市では、し尿処理業務や消防業務等を一部事務組合で行っており、その業務に関係する物件費が補助費等に計上されていることなどの影響により、類似団体平均より低い比率で推移している。

扶助費の分析欄

扶助費に係る経常収支比率は、年度により増減するものの、基本的に、類似団体平均を少し下回る水準で推移している。大きく下回っている令和3年度についても、過年度収入として4.8億円精算交付された影響を除くと、本来の数値は類似団体をやや下回る程度であったと考えられる。令和4年度の主な数値上昇要因は、障害者自立支援事業費の増加や生活保護費の増加が挙げられる。今後は高齢化の進展によりる影響に加え、病院におけるコロナウイルス感染症等の検査項目が増えたことや受診控えが解消されたことによる医療費関連の扶助費の増加が想定される。

その他の分析欄

類似団体と比較してほぼ同水準で推移している。

補助費等の分析欄

補助費等にかかる経常収支比率が類似団体平均を上回っている要因として、市立の病院事業や下水道事業に対する補助金及びし尿処理業務、消防業務等を一部事務組合で行っていることが挙げられる。業務を一部事務組合で実施することは、広域化による業務の効率化及び経費の削減につながるものであり、比率の上昇については留意を要するが、広域化等の推進により経費の縮減に努めるものである。なお、令和4年度に0.7ポイント上昇した主な要因として、施設の長寿命化等のため、葛城地区清掃事務組合への経常歳出が増加したことが挙げられる。

公債費の分析欄

公債費について、新庁舎建設に関連する地方債の発行額が、令和3年度の庁舎完成に伴い令和4年度に皆減したことが主な要因となり、前年度比で0.4ポイント減少している。また、平成18年度から平成26年度にかけて発行した退職手当債について、平成29年度以降に順次償還が終わってきていること等により元利償還額についても年々減少傾向にある。しかしながら、令和6年度から新庁舎建設事業にかかる起債の償還が本格的に始まることや、広域ごみ処理施設、ごみ中継施設建設の建設をはじめ、今後、老朽化した公共施設の大規模改修等による地方債の発行が予想されることから、令和9年度以降、比率が上昇すると見込んでいる。普通建設事業の精査による市債発行の適正化を図り、市債残高の抑制に努める。

公債費以外の分析欄

令和3年度の比率の低下は、歳入面(主に普通交付税の増加や過年度収入)の影響が多分にあるものと考えられる。また、令和4年度の比率の上昇は、人件費や扶助費等の増加が要因として考えられる。今後も経費全般の節減により、数値の改善に努める。

目的別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

性質別歳出決算分析表(住民一人当たりのコスト)(2022年度)

実質収支比率等に係る経年分析(2022年度)

分析欄

財政調整基金残高は、決算剰余金処分による財政調整基金の積立てにより増加したことから、対標財比率は約4ポイント増加している。実質収支については、令和3年度、普通交付税の増収等による一般財源の増加に加え、令和2年度障害者自立支援給付費等負担金に係る国庫負担金及び県費負担金が過年度収入として精算交付されたことによる影響もあり一時的に改善していたが、令和4年度には再び実質単年度収支が12.1億円の赤字となり、その結果、対標財比率についても6.95ポイント減少している。今後も多様な財政需要に対応するた、引き続き強固で持続可能な財政基盤の確立に取り組むこととしている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2022年度)

分析欄

平成18年度より「大和高田市集中改革プラン」及び「大和高田市財政健全化プログラム」を実施し、普通会計はもとより地方公営企業も含め財政健全化に取り組んだことにより、平成22年度より連結実質赤字も解消されており、平成25年度以降は会計ごとの変動はあるものの、連結では実質黒字となっている。黒字額の大半は、水道事業会計、病院事業会計によるものである。病院事業会計については、患者数が、コロナウイルス感染症の影響を受ける前の状態に戻ったこと等により医業収益が増加し、医業外収益についても増加したことから約8億円の純利益を計上している。一方で、駐車場事業特別会計が慢性的に赤字の理由は、平成28年度までの長期債償還による実質収支赤字の積み上げにより、令和4年度決算時点で前年度繰上充用金が346,220千円となっていることによるものである。また、駐車場の主な利用者である文化会館への来訪者が、新型コロナウイルス感染症拡大によるイベント自粛の影響により激減したため、駐車場使用料収入がコロナ前の7割程度に落ち込んだことにより、令和2年度からは前年度繰上充用金を除いた収支についても赤字となている。休日診療所特別会計については、解散した葛城広域行政事務組合における診療所業務を令和3年度から引継いでいるものである。なお、その他会計のうち介護サービス事業特別会計については、一般会計で赤字分を補てんしている。民間委託の推進や公共施設のあり方検討等、行財政改革により連結実質黒字の維持に努める。

実質公債費比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

元利償還金は、ここ数年、過去の大型公共事業に伴い発行した地方債等の償還が進み減少傾向となっている。令和4年度の減少要因として、平成12の民生債(総合福祉会館建設)の償還終了(-29百万円)や平成22の退職手当債の償還終了(-43百万円)等が挙げられる。公営企業会計である下水道事業会計及び病院事業会計の元利償還金に対する繰入金額は、年度によりばらつきがあるものの、直近3年は減少している。引き続き、事業計画の精査を図り、普通建設事業費及び地方債の適正な発行に努めていく。

将来負担比率(分子)の構造(2022年度)

分析欄

地方債の現在高は、平成30年度までは、過去の大型公共事業に伴い発行した地方債の償還が進み、元利償還金が減少したことや普通建設事業費及び地方債の発行を抑制していたことから減少傾向にあった。令和元年度からは、新庁舎建設事業にかかる地方債の発行により、地方債現在高が大きく増加したが、令和4年度については、普通建設事業が少なかったことが主な要因となり、前年度比で1,232百万円の減少となっている。また、公営企業債等繰入見込額についても水道事業の元金残高の減少等により前年度比で801百万円減少しており、充当可能財源は減ったものの、結果として、将来負担費率の分子は前年度比1,905百万円の減少となった。令和3年度から、債務負担行為に基づく支出予定額に数値計上しているが、これは、旧庁舎跡地利用に係る経費についての債務負担行為設定によるものである。また、設立法人等の負債額等負担見込額が令和3年度に引き続き0となっいるのは、土地開発公社の長期借入金について、例年市中銀行から借りているものを一般会計から借り入れたことによるものである。今後、大規模な普通建設事業にかかる起債が想定されることから、将来負担比率の分子は増加していくと考えられる。事業実施の適正化を図り、財政の健全化に努める。

基金残高に係る経年分析(2022年度)

基金全体

(増減理由)令和3年度と比較すると、財政調整基金が600百万円、その他特定目的基金が91百万円増加したことにより、基金全体では、689百万円の増加となっている。財政調整基金の増加は、歳計剰余金処分による積立てによるものである。その他特定目的基金の増加は、ふるさと大和高田応援基金の増加が主な要因となっている。(今後の方針)財政運営の安定化を図るため、引き続き計画的に基金の積み立てを行うとともに、必要に応じて基金の活用を検討していく。

財政調整基金

(増減理由)令和4年度の基金残高は、2,337百万円となっており、前年度から600百万円の増加となっている。地方財政法の規定により、決算上生じた剰余金のうち2分の1を下らない金額について、歳計剰余金処分の方法により財政調整基金に700百万円編入したことが主な要因である。(今後の方針)経済状況の変化による収入の減少、災害の発生に伴う支出の増加などに対応し、継続して安定的な財政運営ができるよう、標準財政規模の10%程度を基金確保するよう努めるとともに、今後の多様な財政需要に対応するため、収支に不足が生じた場合には、所要の額を取り崩すこととしている。

減債基金

(増減理由)令和4年度の基金残高は444百万円で、前年度から2百万円の微減となっている。過去に積み立てていた補助金(奈良県公立小中学校空調設備設置緊急支援補助金、大和川流域総合治水対策事業補助金等)について、各々の事業における公債費の元金償還のために取り崩している。(今後の方針)将来にわたる財政の健全な運営を行うため、市債の償還に必要な財源を確保するとともに、公債費が他の経費を圧迫するような場合には、取り崩してその財源に充てることとしている。

その他特定目的基金

(基金の使途)ふるさと大和高田応援基金:多様な人々が参加する地方自治を推進するため、市政の新たな展開や充実を図るための施策に要する費用へ充当退職手当基金:市職員の退職手当に対して充当休日診療所基金:休日診療所の健全な運営並びに施設及び設備の整備に要する経費の財源に対して充当公共施設整備基金:公共施設の整備等に要する財源の一部に充当交通遺児就学援助等基金:交通遺児を見舞い、その就学を援助する事業の財源及び交通安全対策事業の推進に要する財源に充当(増減理由)ふるさと大和高田応援基金について、令和4年度の寄付金受入による積立額が213百万円、コロナウイルス感染症対策等への充当のための取崩額が135百万円となっており、積み立てが取り崩しを上回ったため78百万円の増加となっている。なお、令和3年度から、旧葛城広域行政事務組合における診療所業務を休日診療所特別会計が引継いでおり、令和4年度については約9百万円を休日診療所基金に積み立てている。(今後の方針)ふるさと大和高田応援基金については、ふるさと納税の推進による基金の充実を図るとともに、市民のニーズに合った事業へ充当することとしている。その他の基金についても、特定の財政支出に備えるため一定額を確保していくこととしている。

公会計指標分析・財政指標組合せ分析表(2022年度)

有形固定資産減価償却率の分析欄

全体の有形固定資産減価償却率は、全国平均と比べ0.1ポイント低く、類似団体と比べて0.9ポイント高く、前年度比で1.7ポイント増加している。今後も公共施設等総合管理計画に基づき、必要性・継続性・効率性の観点から、老朽化した公共施設等の適正化に積極的に取り組んでいく必要がある。

債務償還比率の分析欄

債務償還比率は、前年度より195.1ポイント悪化し、類似団体平均と全国平均よりも高い水準となっている。主な要因は、類似団体に比べ公共施設数が多く、人件費や物件費などの経常経費が高い傾向にあることが挙げられる。債務償還比率に影響力のある公債費については昨年度より減少しているものの、今後も公共施設等の更新等による地方債の増加が想定されることから、より一層の経常経費の抑制に取り組んでいく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び有形固定資産減価償却率の組合せによる分析

有形固定資産減価償却率は類似団体平均と比べて0.9ポイント高く、将来負担比率は類似団体に比べて20.6ポイント高くなっている。次年度においては、ごみ中継施設など大型の建設事業の進行により将来負担比率の増加が見込まれている。これを勘案しながら有形固定資産の老朽化対策を進めていくためにも、公共施設等総合管理計画など各種の計画や方針に基づき、公共施設等の更新等や長寿命化において多様な観点から施設の適正化を進め、効率的な整備更新事業を進めていく必要がある。

分析欄:将来負担比率及び実質公債費比率の組合せによる分析

本市は将来負担比率および実質公債費比率ともに類似団体内平均値より高くなっているものの、将来負担比率は、普通建設事業費の減少により地方債の発行額が減少するなど、前年度比13ポイント良化しており、また実質公債費比率についても償還終了による元利償還金の減少などが主な要因となり前年度比1.1ポイント良化している。今後は、退職手当債の償還終了による実質公債費比率の減少要因を見込むものの、大型の建設事業や老朽化した公共施設等の整備更新事業に伴う地方債の発行などを要因として実質公債費比率と将来負担比率の増加が見込まれることから、公共施設等の設置や規模の適正さも含めて検討を進め、公債費の適正化に取り組んでいく必要がある。

施設類型別ストック情報分析表①(2022年度)

施設類型別ストック情報分析表②(2022年度)

一般会計等、全体、連結資金収支計算書内訳表(2022年度)

資金収支計算書(一般会計等・全体・連結)

一般会計等・全体・連結資金収支計算書内訳表を、業務活動・投資活動・財務活動の会計基準に沿って、最新年度の収入・支出構成として可視化しています。上部の数値は期首資金から期末現金預金残高までのつながりです。

財務書類に関する情報①(2022年度)

財務書類に関する情報②(2022年度)

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,

よくある質問

このページで何が分かりますか?

奈良県大和高田市の2022年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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