事業・施設概要
| 都道府県 | 兵庫県 | 経営主体 | 加東市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 40,057人 | 現在処理区域内人口 | 3,179人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 2,899人 | 現在処理区域面積 | 107ha |
| 晴天時現在処理能力 | 1,652m³/日 | 下水管布設延長 | 100km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は約100%であるが、一般会計からの繰入金が多くを占めており、水洗化率の向上及び維持管理費の節減により事業の効率化を図る必要がある。②使用料収入は減少しているため、維持管理費の削減や使用料体系の見直しの検討により黒字化を図ることで、累積欠損金を解消する必要がある。③流動比率は100%を大きく下回っており、一般会計からの繰入金による経営補助を受けている。使用料体系の見直しも検討した上で、今後の処理施設の統廃合までの更新投資に備えた財源確保が必要である。④企業債残高は減少傾向にあるが、処理施設の統廃合までの更新投資に係る財源確保が必要である。計画的かつ適正な投資を目指し、併せて使用料体系の見直しを検討する必要がある。⑤経費回収率は100%に近づきつつあるが、経費の節減と更新投資等に係る財源確保に努めて、さらなる経営の健全化を図る必要がある。⑥汚水処理原価は類似団体と比較すると低いが、今後も計画的な投資や維持管理費の節減により、一層の効率化を図る必要がある。⑦施設利用率は全国平均及び類似団体と比較すると低く、今後の公共下水道事業への編入に併せて適切な施設規模を目指す。⑧水洗化率の変動はほぼ横ばいとなっており、未接続調査による現状把握に努めて、引き続き水洗化の啓発を行う。
老朽化の状況について
①資産全体に対する耐用年数を経過した資産の割合は上昇しているため、今後の公共下水道事業への編入に伴う処理施設の統廃合を勘案し、計画的に更新を行う必要がある。②③下水道事業に着手して30年余りしか経過していないため、法定耐用年数を超えた管渠はないが、今後の老朽化に対応するため、事業編入する公共下水道事業において、長寿命化対策等の事業計画に当該事業の管渠更新も含めておく必要がある。
全体総括
下水道基盤整備が短期間で行われたことにより、その財源である企業債の償還が多大となっており、収益で賄いきれない支出を一般会計からの繰入金で補填している。今後は、将来の人口減少予測や節水意識の向上等による水需要の低下が懸念され、使用料収入の減少が見込まれる。一般会計からの繰入金や使用料体系の見直しを検討するとともに、経費の節減や処理施設の統廃合など事業の効率化を図り、今後の更新投資に備えて財源を確保することが急務である。今後は、平成28度策定の加東市下水道事業経営戦略及び平成30年度策定の加東市下水道ビジョンに基づき、下水道を取り巻く条件を考慮した上で、経営の効率化及び健全化を図る。た経営戦略に掲げている経営黒字化を実現したい。業運営を図り、財政当局との協議や料金の適正化な経費及び改築更新コストの削減に取り組む必要があどの検討を行い経営改善に努める。る。
経営状況
収支構造
総額3.0億円
総額2.9億円