事業・施設概要
| 都道府県 | 大阪府 | 経営主体 | 柏原市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A4 | 行政区域内人口 | 66,340人 |
| 現在給水人口 | 67,236人 | 給水区域面積 | 2,569ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
本市では、令和元年度に策定した水道事業ビジョン及び経営戦略に基づき、事業運営を行っています。近年の①経常収支比率は100%を超えていますが、令和6年度は全国平均及び類似団体平均値を下回ることとなりました。また、⑤料金回収率については令和5年度と比べ8.24ポイント減少しています。これは、給水人口の減少等により、給水収益が減少したことや、近年の物価高騰の影響を受け、人件費や施設の維持管理費用が増加したこと等によるものです。しかし、②累積欠損金比率については0%を維持しており、③流動比率も全国平均及び類似団体平均値を上回っていることから、健全な経営ができていると考えられます。④企業債残高対給水収益比率は全国平均及び類似団体平均値と比べ、大きく下回っています。これは下水道事業工事との随伴工事による効率的な管路更新を行うことによって路面復旧費等を削減し、可能な限り企業債に頼らず自主財源により事業を進めてきたことによるものです。⑦施設利用率は、近年配水量が減少傾向であるものの、令和6年度は令和5年度と比べほぼ横ばいの推移となりましたが、全国平均及び類似団体平均値を下回っています。
老朽化の状況について
管路の更新について、令和6年度は地震に強い耐震適合管で約2kmの更新・整備を行いました。その結果、管路総延長約259㎞のうち約123㎞が耐震化され、耐震適合率は約47.6%となりました。なお、②管路経年化率のとおり、法定耐用年数を経過した管路の割合は微増しており、全国平均及び類似団体平均値を上回っている状況です。そのため、更新・整備を行った上でも③管路更新率は前年度と比べほぼ横ばいではありますが、全国平均及び類似団体平均値を上回っています。管路の老朽化対策は、本市においても従前より最優先課題として取組んでおり、過去の漏水状況等を勘案して更新の優先順位を設定し、効率的かつ効果的な布設替えを進めています。さらに、基幹管路等の更新を進め、有収率の向上及び維持管理に努めています。
全体総括
令和6年度決算におきましては、資産の譲渡に伴う特別損失の計上等により、純損失が発生することとなりました。また、管路や施設の老朽化は進んでおり、管路等の更新費用も増加傾向となっています。このような状況を踏まえ、本市では、施設の統廃合やダウンサイジング等を進めるとともに、重要度・優先度を踏まえた更新投資の平準化に努め、費用の削減を図り、持続可能な事業を進めることとしています。なお、運営基盤の強化を図るため、令和7年4月より、本市水道事業は大阪広域水道企業団と経営統合することとなりますが、今後とも社会経済状況の変化などによる需要の動向を見据えながら、より効率的・効果的な運営を目指し、一層の経営努力に取り組んでまいります。
経営状況
収支構造
総額13.9億円
総額14.2億円