事業・施設概要
| 都道府県 | 大阪府 | 経営主体 | 箕面市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A3 | 行政区域内人口 | 138,845人 |
| 現在給水人口 | 138,834人 | 給水区域面積 | 2,177ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①については、給水収益や開発に伴う口径別納付金が減少したため、前年度に比べて0.55ポイント低下しましたが、類似団体及び全国平均値と比べても高い値となっています。②については、令和3年度は土地の所管換えに伴う固定資産譲渡損を計上したことによるもので、議会の議決を得て減資を実施したため、令和4年度への繰越欠損金は生じていません。③については、工事の竣工時期等による未払金の増減などにより、流動負債に年度間のばらつきが見られます。類似団体平均値を下回っているものの、100%を上回っており、短期債務に対する支払能力については確保できています。④については、3.37ポイント増加しましたが、類似団体平均値と比べて低い水準を維持しています。⑤については、前年度と比べて1.95ポイント増加し、100%を上回る健全な水準となりましたが、類似団体平均値を下回りました。供給単価が減少傾向にある一方で、⑥の給水原価は増加傾向にあり、料金改定の時期等を見定める必要があると考えています。⑥については、前年度に比べて3.54円減少しました。分母となる年間有収水量については、1人あたりの使用水量は減少傾向にあるものの、人口の微増により横ばい状態を維持していますが、分子となる費用については、昨今の物価高騰の影響を受けており、給水原価については、類似団体及び全国平均値より低い水準で推移しているとはいえ、増加傾向にあります。⑦⑧については、類似団体及び全国平均値と比べて施設利用率が高く、有収率も高いことから、本市が所有する施設を効率的に運用ができてると考えられます。
老朽化の状況について
①②については、前年度に比べて管路等の老朽化進行により、①は1.11ポイント、②は1.39ポイントそれぞれ増加しています。法定耐用年数を経過した管路は増加していますが、これらは、引き続き使用することが可能であり、平成27年3月に策定した「箕面市上下水道施設整備基本・実施計画」において、厚生労働省の「実使用年数に基づく更新基準の設定例」を参考に本市の更新基準を定めているところです。同計画に基づき管路の更新を進めることとしてきましたが、物価高騰により計画に遅れが生じています。③については、前年度に比べて0.54ポイント低下しました。配水管改良工事2件が年度内に竣工せず翌年度に繰り越したことなどによるものです。
全体総括
水道施設や管路の老朽化に伴う大規模な更新時期を迎える中で、「箕面市上下水道施設整備基本・実施計画」に基づき事業を実施してきました。同計画は経営戦略として位置づけており、見直す時期に来ていることから、令和6年度より見直しに着手します。計画の見直しにあたっては、最新の水需要予測や災害時の影響などを踏まえて、管路更新の詳細な優先順位を設定するなど、より費用対効果の高い更新計画を策定するとともに、それらの更新コストに見合う料金水準や体系についても検討を進めることとしています。
経営状況
収支構造
総額28.6億円
総額25.2億円