事業・施設概要
| 都道府県 | 大阪府 | 経営主体 | 箕面市 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A3 | 行政区域内人口 | 138,740人 |
| 現在給水人口 | 138,729人 | 給水区域面積 | 2,177ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①については、電気料金の高騰により動力費等が増加し、給水収益も減少しましたが、開発に伴う口径別納付金が増加したため、前年度に比べて0.53ポイント増加し、類似団体平均値及び全国平均と比べても高い値となっています。②については、令和3年度は土地の所管換えに伴う固定資産譲渡損を計上したことによるもので、議会の議決を得て減資を実施したため、令和4年度への繰越欠損金は生じていません。③については、工事の竣工時期等による未払金の増減等により、流動負債に年度間のばらつきが見られます。類似団体平均値を下回っているものの、100%を上回っており、短期債務に対する支払能力については確保できています。④については、0.36ポイント低下し、類似団体平均値と比べて低い水準を維持しています。⑤⑥については、令和4年度は、減価償却費・資産減耗費の増加や、電気料金の高騰を原因とした物価上昇の影響でコストが増加したこと、また、年間総有収水量が減少したこともあり、給水原価が前年度に比べて7.62ポイント増加しました。これらのことにより料金回収率は前年度と比べて4.05ポイント減少し、100%を下回りましたが、類似団体平均値や全国平均値を上回りました。⑦⑧については、類似団体平均値や全国平均値と比べて施設利用率が高く、有収率も高いことから、本市が所有する施設を効率的に運用ができてると考えられます。
老朽化の状況について
①については、前年度と比べて0.31ポイント低下しましたが、②については、管路等の老朽化進行により、前年度に比べて0.89ポイント増加しています。法定耐用年数を経過した管路は増加していますが、これらは、引き続き使用することが可能であり、平成27年3月に策定した「箕面市上下水道施設整備基本・実施計画」において、厚生労働省の「実使用年数に基づく更新基準の設定例」を参考に本市の更新基準を定め、同計画に基づき管路の更新を着実に進めています。③については、前年度に引き続き管路更新率は1%を超え、類似団体平均値や全国平均を上回る水準となっています。
全体総括
水道施設や管路の老朽化に伴う大規模な更新時期を迎える中で、「箕面市上下水道施設整備基本・実施計画」に基づき事業を実施してきました。本市の人口は微増傾向にありますが、1人あたりの使用水量の減等により、年間有収水量は減少傾向となっています。また、コロナ禍で落ち込んだ大口需要もコロナ禍以前の水準までには回復していません。同計画は経営戦略として位置づけており、定期的な見直しが必要なことから、令和6年度に見直しに着手します。計画見直しにあたっては、広域化による経営効率向上を視野に入れ、昨今の経営環境の変化も踏まえ、適切に水需要を見込むとともに、将来にわたって持続可能な経営の実現に向け検討を進めます。
経営状況
収支構造
総額29.6億円
総額25.9億円