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地方財政ダッシュボード

京都府大山崎町の財政状況(2010年度)

🏠大山崎町

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収録データの年度

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地方財政AI: RAGエンジン(試験中)※直近3年の文書で要約します。現在は質問文の変更はできません。

総括表

人口の推移

財政比較分析表(2010年度)

財政力指数の分析欄

主に大手法人からの税収により、0.9程度を推移している。しかし景気悪化により、法人税は大幅に減収となっている。町税全体の徴収率は97.5%で、徴税業務を強化し滞納整理等を進めた結果が表れている。今後現状の行政サービスを維持するためには、広く適正な負担を求めていく必要がある。

経常収支比率の分析欄

平成17年度の110.9%をピークに、95%前後を維持している。しかしまだ全国平均を上回っており、特に人件費及び補助費等が原因と考えられる。今後も行財政改革プランを着実に実施し、更なる改善を図る。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額の分析欄

物件費については、全国平均を下回っているが、人件費で上回っている。集中改革プラン等の成果が表れているが、とくに人件費については、今後も適正化に努め更なる改善を図る。

ラスパイレス指数の分析欄

平成9年度から昇給延伸措置を実施、平成18年度から採用直後の昇給短縮措置を廃止、また平成19年度から21年度まで職員の給与カット(管理職5%、一般職員3.5%)実施により、全国平均を下回っている。今後も給与水準の適正化に努める。

人口1,000人当たり職員数の分析欄

主に充当可能基金の減により、平成21年度で一時的に数値が上昇したが、これは中学校移転再構築事業のために公共施設整備基金を取り崩した結果で、負担の増加ではない。また充当可能特定歳入のひとつである都市計画税を課税していないので、財政調整基金等への積立で財源を確保し、将来の負担軽減に努める必要がある。

実質公債費比率の分析欄

主に充当可能基金の減により、平成21年度で一時的に数値が上昇したが、これは中学校移転再構築事業のために公共施設整備基金を取り崩した結果で、負担の増加ではない。また充当可能特定歳入のひとつである都市計画税を課税していないので、財政調整基金等への積立で財源を確保し、将来の負担軽減に努める必要がある。

将来負担比率の分析欄

主に充当可能基金の減により、平成21年度で一時的に数値が上昇したが、これは中学校移転再構築事業のために公共施設整備基金を取り崩した結果で、負担の増加ではない。また充当可能特定歳入のひとつである都市計画税を課税していないので、財政調整基金等への積立で財源を確保し、将来の負担軽減に努める必要がある。

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)

人件費の分析欄

平成17年度をピークに年ごとに改善を示しているが、まだ全国平均を上回っている。平成18年度から採用直後の昇給短縮措置を廃止、また職員給与カット(管理職5%、一般職員3.5%)を実施、早期退職の勧奨などで人件費の削減を図り、一定の成果があった。内訳を見ると平成19年度から21年度まで一部事務組合負担金(補助費等)が多く、近隣市と同等の行政サービスを実施するため、自治体規模に見合っていないことが原因と考えられる。

物件費の分析欄

委託料とその他物件費の項目で全国平均を上回っている。特に教育費の委託料が多く、学校給食業務などを委託で行っているためと考えられる。

扶助費の分析欄

年ごとに数値が上昇しているが、特に補助事業費ののびが大きい。内訳をみると、補助事業では社会福祉費と衛生費が多い。単独事業では児童福祉費が多く、保育所3ヶ所を直営で運営していることが原因と考えられる。

その他の分析欄

普通建設事業費が急に増加しているが、これは中学校移転再構築事業の実施による平成20年度から平成22年度にかけての一時的なものである。普通建設事業費および維持補修費は、ここ数年緊急的なものを除き支出を抑制している状況で、各施設の老朽化が進んでいる。将来的に大規模な改修等が必要になると考えられるので、適切な現状把握と計画的な管理が必要である。

補助費等の分析欄

一部事務組合負担金の項目で全国平均を大きく上回っている。消防・ごみ処理等の業務を近隣2市と構成する一部事務組合で行っているが、人件費の基準が市と同水準であることや事務費の均等割など、市に比べて財政規模が小さいため負担が重い。

公債費の分析欄

公債費については、起債抑制策や高利率地方債の借換・繰上償還を実施したことにより、類似団体平均を下回っている。しかし公債費に準ずる費用のうち、債務負担行為(普通建設事業費など)と一部事務組合地方債(補助費等)が多く、全体を計画的に管理する必要がある。

公債費以外の分析欄

経常収支比率の高い順に並べると、人件費で4.7、物件費で2.9、補助費等で2.8、扶助費で2.3とそれぞれ類似団体平均を上回っており、トータルでは類似団体平均を12.3上回る結果となっている。一方、公債費では類似団体平均を4.8下回っているため、その分について公債費以外の経費として支出可能な状況となっている。

実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)

分析欄

平成17年度、18年度と2年連続で実質収支で赤字となったが、平成18年度以降の集中改革プランにおける主に職員数の削減や職員給与の見直しや赤字地方債の活用によって、平成19年度から黒字に転換し、平成21年度には4年ぶりに財政調整基金を積み立てるまでに回復することができた。実質単年度収支は平成18年度以降黒字が続いている。

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)

分析欄

国民健康保険事業特別会計は平成19年度から21年度にかけて3年連続の赤字決算となっていたが、平成19年度から一般会計においては黒字に転換し、ある程度の改善がみられたので、国民健康保険事業特別会計の赤字補てんを行った。その結果、平成22年度において国民健康保険事業特別会計を黒字決算とすることができた。

実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

元利償還金は臨時財政対策債等の発行実績に伴ってしばらく増加傾向にあり、公営企業債の元利償還金や組合等が起こした地方債の元利償還金は減少傾向が続くと見込まれる。トータルでみると徐々に元利償還金等の合計は減少していく見込みである。債務負担行為に基づく支出額については、平成20年度のみ増額している。今後は乙訓土地開発公社への支払計画において平成23年度から25年度に支出額が増える予定となっている。

将来負担比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

平成19年度、20年度において、将来負担額のうち債務負担行為に基づく支出予定額が大きくなっており、平成21年度から約4億円下がったのは、中学校再構築用地購入費を乙訓土地開発公社に支払ったことによるものである。また、充当可能財源等のうち、平成19年度、20年度において増額となっていた充当可能基金が、平成21年度に7億円以上下がったのも、中学校再構築事業の財源として繰り入れた結果である。平成19年度、20年度については、中学校建設という特殊要因をふくんでおり、平成21年度以降と大きく違いがあることに留意すべきである。

出典: 財政状況資料集, 統一的な基準による財務書類に関する情報,