地方財政ダッシュボード

滋賀県甲賀市の財政状況(2010年度)

収録データの年度

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共有

地域の概況

人口の推移
歳入・歳出・形式収支の推移

普通会計の構造(2010年度)

目的別歳出
性質別歳出
歳入の内訳

財政比較分析表(2010年度)

財政力

20年度まで上昇していた財政力指数は、単年度の財政力指数が昨年に続きマイナスとなった(20年度0.848、21年度0.786、22年度0.742)ため、0.04ポイント下がった(類似団体平均では0.08ポイント減)。単年度の財政力指数のマイナス要因としては、臨時財政対策債振替相当額の増により基準財政需要額が3.6%減少した一方、景気悪化の影響から個人住民税(所得割)と法人住民税(法人税割)が大幅減となったことから基準財政収入額が7.0%の減となったことが大きい。これらの理由により普通交付税が3.8%の増となったが、合併特例期間の終了を見据え、「歳入に見合った歳出」の徹底による歳出削減と市税の徴収強化によって、持続可能な財政運営に努める。

財政力指数

財政構造の弾力性

経常一般財源では、市税が115百万円の増(0.8%)、地方交付税で341百万円の増(6.1%)となったものの、臨時財政対策債402百万円の減(-26.0%)などにより、全体では43百万円の減(-0.2%)となった。一方、経常一般財源充当額では、扶助費や補助費等で前年度を上回ったものの、人件費、物件費、公債費や繰出金では前年度を下回ることとなり、全体で520百万円の減(-2.5%)となったことから、経常収支比率は88.8%となり、3年連続で改善を図ることができた。しかし、依然類似団体の平均を上回っているため、引き続きプライマリーバランスを堅持し公債費の減少に努めるとともに、施設の統廃合を含めた行財政改革

経常収支比率

人件費・物件費等の状況

人件費は、定員適正化計画に基づく職員数の削減や給与の独自削減により類似団体の平均を10.4%下回っているものの、物件費が13.5%上回っている。これは、市立保育園の臨時保育士などの賃金で15.9%、公共施設の維持管理業務委託やごみ収集運搬業務委託などの委託料で13.9%上回っていることが主な要因となっている。このため、より一層の事務事業の合理化を進めるとともに、施設の統廃合を含めた行財政改革の実践などにより経費の削減に努める。

人口1人当たり人件費・物件費等決算額

給与水準(国との比較)

昇給抑制が平成19年から始まったが、当市は地域手当が無支給であり、昇給抑制を実施していないため、平成22年度にはラスパイレス指数が類似団体を上回った。

ラスパイレス指数

定員管理の状況

平成16年10月1日の5町合併以来、定員適正化計画(H17~H22)に基づき、勧奨退職の推進や採用の抑制により計画以上のペースで削減してきたため、類似団体の平均を下回った。

人口1,000人当たり職員数

公債費負担の状況

実質公債費比率は、一般会計等の元利償還金の減、また普通交付税の増により、3ヵ年平均で16.8%(20年度18.7%、21年度17.0%、22年度14.9%)となり、地方債の発行に県の許可を要する基準である18.0%を下回り、許可団体から脱却することができた。合併前後に増発した起債の償還が本格化することで20年度に49億円のピークを迎えた地方債元利償還(繰上償還や特定財源を除く)が、21年度47億円、22年度45億円と改善された。しかしながら類似団体平均と比べると3.2ポイント高く、引き続き普通建設事業の抑制等の取り組みにより新発債を抑え、19年度から継続しているプライマリーバランスの黒字化を堅持するとともに、繰上償還によって地方債残高の縮減に努める。また、新発債も財政措置のあ

実質公債費比率

将来負担の状況

プライマリーバランスの黒字化の継続と繰上償還の結果、地方債残高は前年度から22億円減少し、19年度末から比べると65億円減少させることができた(19年度末437億円→22年度末372億円)。その結果、前年度数値から14.6ポイントと大きく改善した。起債残高と基金残高の動向は将来負担比率に大きな影響を及ぼすものであり、基金が枯渇すれば数値は一気に上昇することから、普通交付税の合併算定替の特例期間の終了後の財政運営も見据え、可能な限り財政調整基金などの確保を図るとともに、引き続き定員管理の適正化や事務事業の見直し等の実践に努める。

将来負担比率

経常経費分析表(経常収支比率の分析)(2010年度)

人件費

職員の定員適正化、特別職の給与や職員手当の独自カットの実施などにより、前年度比で0.3ポイント(対前年度比77百万円の減)下回ったものの、類似団体の平均は上回った。今後も定員適正化計画に基づく職員数の削減を進めるとともに、時間外手当の削減に努める。

経常収支比率(人件費)

物件費

物件費の経常経費充当一般財源等の額は減少(対前年度比18百万円の減)したもの、類似団体の平均を上回っている。物件費が類似団体の平均に比べ高止まりしているのは、広い面積を有する市のごみ収集運搬業務の負担や、5町合併により複数施設を抱え、合併前と同様の施設運営が大きな負担となっているためである。事務事業の見直しや、施設の統廃合を含めた行財政改革を実践し、歳出削減に努める。

経常収支比率(物件費)

扶助費

類似団体の平均は大幅に下回っているものの、経常経費充当一般財源等の額は増加(対前年度比93百万円の増)した。また、高齢化の進展や経済情勢の悪化の影響などにより、市の歳出総額は増加を続けている。総合的な観点から見直しを行い、効果的な支出に努める。

経常収支比率(扶助費)

その他

繰出金の歳出額が減少(対前年度比406百万円の減)したことにより、類似団体の平均値まで改善することができた。企業的性格の強い特別会計は、今後も独立採算性の確保をより一層強めるとともに、経営の健全化・効率化を推進し、赤字補填のための繰出金を削減するよう努める。

経常収支比率(その他)

補助費等

補助金適正化計画に基づき見直しを行ってきたことにより平成21年度まで着実に改善してきたが、平成22年度は0.3ポイント上昇(対前年度比58百万円の増)し、類似団体の平均も上回った。今後も、補助金適正化計画に基づきより一層の削減に努める。

経常収支比率(補助費等)

公債費

類似団体の平均は上回ったが、平成19年以降取り組んできたプライマリーバランスの黒字化の堅持と、積極的に実施した繰上償還により、対前年度比0.7ポイント(184百万円の減)下回った。今後も将来世代への負担を先送りせず、財政の中長期的な持続可能性を保つため、市債の新規発行を抑制する。

経常収支比率(公債費)

公債費以外

人件費、物件費、繰出金の削減により改善傾向にあるものの、依然類似団体の平均値を上回っている。今後も健全化に向けた取り組みを継続することにより、さらなる改善に努める。

経常収支比率(公債費以外)

実質収支比率等に係る経年分析(2010年度)

分析欄

実質収支比率は、適正な予算執行を継続することにより2%前後で推移している。実質単年度収支については、経常経費の1%執行保留や入札差額の執行保留、滞納解消策の実行などの財政健全化への取り組みを行った結果、財政調整基金への積み立てや市債の繰上償還を実施することができ、昨年同様、大幅な黒字となった。財政調整基金残高は、財政健全化への取り組みにより基金への積み立てを実施することができたため、前年度比で3.17%改善することができた。財政調整基金残高平成21年度末1,511百万円→平成22年度末2,302百万円

実質収支額・比率,財政調整基金残高

連結実質赤字比率に係る赤字・黒字の構成分析(2010年度)

分析欄

実質黒字額・資金剰余額の増(3,476百万円→4,121百万円、+645百万円)により、黒字を継続するとともに連結実質赤字比率を2.38ポイント改善することができた特に、・病院事業会計(269百万円→633百万円、+364百万円…旧水口市民病院固定資産処分のための繰入369百万円などによる増)・水道事業会計(1,885百万円→2,112百万円、+227百万円…流動負債である未払金の271百万円減少などによる増)の2会計で資金剰余が大きく伸びている資金不足に陥らないよう、支出と収入との均衡を図りながら、業務運営の能率化と合理化に徹し、一層の収支の改善に努める。

連結実質収支(連結実質赤字比率)

実質公債費比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

「返す以上に借りない」ことを基本に起債の発行を極力抑え、繰上償還を行うことにより実質公債費比率が18%を下回ることとなった。一般会計等の元利償還金の減少が指標の改善に寄与している。21年度決算4,713百万円⇒22年度決算4,518百万円-195百万円)財政の健全化にむけた着実な取り組みを継続しつつ、本市の将来の発展の礎となる施策を重点施策として位置付け、限られた財源で最大の効果を発揮していくよう実施する。また、合併前後に増発した起債の元金償還が本格化しており、一般会計等では償還のピークは過ぎたものの、平成26年度までは35億円超で推移することとなることから、将来世代への負担を先送りせず、財政の中長期的な持続可能性を保つため、市債の新規発行を抑制する。

実質公債費比率,公債費等

将来負担比率(分子)の構造(2010年度)

分析欄

「返す以上に借りない」ことを原則として取り組んできたプライマリーバランスの黒字化の継続、普通建設事業の優先度を考慮した計画的な実施、市税や料金などの滞納対策、予算の執行留保への取り組み、余剰金の基金積立、さらには職員手当の独自削減など、財政健全化に向けて全庁的に取り組んだ成果があらわれ、将来負担比率は92.9%と14.6ポイント改善された。公営企業債等繰入見込額の増(+1,897百万円)はあったものの、地方債現在高の減(-2,165百万円)をはじめとする将来負担額の減少と併せ、充当可能基金の増(+940百万円)など充当可能財源の増が図れたことにより指標数値が改善された。一般会計等では償還のピークは過ぎたものの、平成26年度までは35億円超で推移することとなる。また、一般会計等以外の特別会計に係る地方債の償還に充てるための繰入れも、今後も高い水準で推移することが予想される。合併特例債を活用した事業の実施に伴う予算規模の拡大が今後3年間程度見込まれるが、これまでと変わらず、歳入に見合った歳出の徹底をはじめとした財政健全化に向けた取り組みを継続していく。

将来負担比率

よくある質問

このページで何が分かりますか?

滋賀県甲賀市の2010年度の財政状況資料集、主要指標、分析コメントを確認できます。

データの出典はどこですか?

総務省の『財政状況資料集』および『統一的な基準による財務書類に関する情報』をもとに構成しています。

関連する地方公営企業も見られますか?

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