愛知県岩倉市:特定環境保全公共下水道の経営状況(2017年度)
愛知県岩倉市が所管する下水道事業「特定環境保全公共下水道」について、2017年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
収録データの年度
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経営比較分析表(2017年度)
経営の健全性・効率性について
当市の特定環境保全公共下水道事業の経営状況は、類似団体と比較して⑤経費回収率は低く、⑥汚水処理原価は高くなっている。④企業債残高対事業規模比率が大きく変動しているのは、一般会計負担分が変動したことによるものである。⑤経費回収率が悪くなっている原因は、使用料収入が事業規模に対して少ないためである。⑥汚水処理原価が高くなっているのは、管渠の修繕を実施したことのよる修繕料が増加したためである。使用料収入を分析すると、平成29年度末現在の使用料単価(1㎥の水を流すことで発生する使用料)は90.2円である。これに対し、⑥汚水処理原価は478.0円、そのうち維持管理に要する費用(1㎥あたりの汚水処理に要した費用等)は347.1円で、使用料単価よりもかなり高くなっている。その差額は一般会計からの繰入金で賄っている。⑥汚水処理原価のうち、管渠の建設時に借りた企業債の償還費用全てを使用料で賄うのは難しいと考えており、一般会計からの繰り入れが必要だと考えている。しかし、維持管理に要する費用のみでも347.1円となっており、使用料単価と256.9円もの差が生じている。そのため、まずはこの差を無くす必要がある。当市の特定環境保全公共下水道事業は、全て区域で供用開始をしているため、使用料収入を上げるには⑧水洗化率の向上が必要である。
老朽化の状況について
当市の特定環境保全公共下水道事業は、地方公営企業法を適用していないため、減価償却の概念がない。そのため、①有形固定資産減価償却率と②管渠老朽化率は値を算出することができず、明確な数値としての老朽化具合は不明である。しかし、特定環境保全公共下水道事業は平成6年度から着手しており、現在事業開始から20年程度しか経過していないことから、老朽化は比較的進んでいないと思われる。ただし、近年はひび割れ等の不具合も見られており、補修が必要な箇所が増加してきたため昨年度に引き続き管渠の修繕を実施した。特定環境保全公共下水道は、平成13年度に全ての区域で供用開始していることから、現在は維持管理の時代となっている。今後、管渠の老朽化対策を進めていく必要がある。
全体総括
当市の特定環境保全公共下水道事業の経営状況は、決して良いとは言えない。上記のとおり、使用料収入が低いことで、必要な費用が賄えていないことが大きな要因である。今後の課題は、汚水処理原価のうち維持管理に要する費用を下げること、使用料収入を上げることの2つである。維持管理に要する費用については、水処理を県の浄化センターで行っているため、その維持管理費を当市の努力で下げるのは難しい。そのため、使用料収入を上げる必要がある。経営戦略については公営企業法を適用した後の平成32年度に策定予定。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
特定環境保全公共下水道の2017年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の岩倉市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。