岐阜県飛騨市:国民健康保険飛騨市民病院の経営状況(2018年度)
岐阜県飛騨市が所管する病院事業「国民健康保険飛騨市民病院」について、2018年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2018年度)
地域において担っている役割
山間へき地にあり、高齢化率45%の当地域は、近隣の二次・三次いずれの救急指定病院までも50分以上要するため、地域唯一の救急指定病院として住民の医療、健康面で安心・安全な暮らしの拠点の役割を担っており機能している。また、当院は岐阜県の最北端に位置するため近隣の富山大学からの医師派遣協力の元、外来では15の診療科を標榜し、診療科の連携を取りながら診療にあたっている。入院では、急性期から慢性期、ターミナル期まで幅広い分野での医療に加え、地域包括ケア病床を活用し、効率的な医療・看護・リハビリを行い在宅復帰支援に注力している。
経営の健全性・効率性について
経常収支比率、医業収支比率ともに前年よりも減少している。入院については、地域包括ケア病床を増床し、加算につながる新基準を取得したことで前年よりも上回った。また外来については常勤の小児科医を迎えたことで、小児科外来患者数が増加したが収益全体として見ると減少となった。依然として類似病院の平均値より大きく下回っており、外来診療科の在り方を含めた検討が必要となってきている。職員給与費対医業収益比率は平均よりも下回ってはいるが、労働基準監督署による宿日直の指導等により時間外勤務手当が増加している。材料費対医業収益比率は類似病院の平均値よりも下回っているため引き続き適正な在庫管理、購入に努める。以上から累積欠損が増加したが、新規加算の取得や効果的な病床利用の推進に徐々に改善が見え始めていることろであり、引き続き新公立病院改革プランを元に運営の安定化、経営の健全化を目指す。
老朽化の状況について
当院本館部分は平成元年建設で、建物や建物付帯設備、機械等の老朽化が著しい。施設、医療機器については、需要や費用対効果、財源状況等を考慮しながら、今後計画的な更新が必要である。また建設当時とは状況、環境が異なっていることを慎重に分析し、過大投資にならないよう見合った改修を実施していく。1床当たりの有形固定資産の額は類似病院の平均を上回っているが、医療過疎地域において、必要な医療行為も多岐にわたることで必要となる医療機器も増えているのが現状である。
全体総括
経営改善のため平成27年度から導入した経営コンサルタントの成果として、職員の意識改革が進み、新規加算の取得や効果的な病床利用の促進が図れ、医業収益の改善成果が現れてきた。経営改善に向け、医業収益の確保、医業費用の削減の両面において取り組むとともに、さらなる職員の資質向上を図る必要がある。併せて医師や看護師、介護士等の医療スタッフ不足も否めないため、採用と育成に注力していくことが大切である。引き続き、新公立病院改革プラン及びそれを実践するための中期計画目標を元に、地域唯一の公的医療機関として堅実な経営を目指したい。す。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
国民健康保険飛騨市民病院の2018年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の飛騨市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。