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長野県筑北村:特定地域生活排水処理の経営状況(2014年度)

🏠筑北村

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経営比較分析表(2014年度)

収益的収支比率

企業債残高対事業規模比率

経費回収率

汚水処理原価

施設利用率

水洗化率

経営の健全性・効率性について

収益的収支比率は、償還金の割合が大きく、人口減少等による収入の伸び悩みや維持管理費の増加もあり下がってきている。企業債残高対事業規模比率は、同規模団体と比べ依然として高く推移している。経費回収率は、汚水処理費用に対して使用料収入が低い水準にある。汚水処理原価は、有収水量が減少しているのに対し、維持管理費が増加しているため高水準となっている。施設利用率は、核家族化や人口減少が進み、徐々に低くなってきている。水洗化率は、水質保全や使用料収入を増やす観点から普及推進を行い微増している。

老朽化の状況について

平成8年から合併浄化槽の設置を始め、古いものは約20年を経過するため、全体的に劣化が進み、修繕の経費が年々増えている。

全体総括

料金収入で維持管理費を賄うことは難しく、一般会計からの繰り入れに頼っている状況であるが、料金収入が平均と比べ低い水準にあるため、適正な維持管理や今後の更新に伴う起債の元利償還金を含めた経費の推計を示し、それに見合った料金収入を確保できるよう料金改定を行うとともに経費削減を図る必要がある。

出典: 経営比較分析表,

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