事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 辰野町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | Cd1 |
| 行政区域内人口 | 18,465人 | 現在処理区域内人口 | 12,634人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 12,013人 | 現在処理区域面積 | 597ha |
| 晴天時現在処理能力 | 6,880m³/日 | 下水管布設延長 | 131km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は基準である100%を超える107.69%で類似団体平均値を2.34ポイント上回り、健全な状態です。しかしながら、一般会計繰入金に一部依存した収入構造となっているため使用料改定の検討・実施など改善が必要な状況です。③流動比率は30.15%と類似団体平均値を35.72ポイント下回りました。これは、流動資産が増加したためです。起債償還については償還金の支払いがピークを過ぎているため、償還額の減少に伴い流動負債も減少することから今後は改善が見込まれます。④企業債残高対事業規模比率は類似団体平均値を312.62ポイント下回りました。起債償還については償還金の支払いがピークを過ぎているため、今後は減少傾向で推移していくことが予想されます。⑤経費回収率は基準である100%を超えており、類似団体平均値を大きく上回っています。引き続き使用料収入の確保に努めます。⑥汚水処理原価は144.54円と類似団体平均値を43.7ポイント上回りました。引き続き汚水処理費の削減に努めます。⑦施設利用率は76.73%で類似団体平均値より高く、令和3年度に農業集落排水処理2地区を接続統合したため上昇しています。長期的には人口減少に伴う利用率の低下が懸念されます。⑧水洗化率は95.08%で類似団体平均値を上回っています。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は10.66%と類似団体平均値より低く、②管渠老朽化率は0%となっており、現在のところ更新・修繕を要する箇所はみられませんが、今後はストックマネジメント計画に基づき、長寿命化や耐震化事業を計画的に行っていきます。③管渠改善率は0.20%と若干手を加えたため類似団体平均値を上回りました。
全体総括
令和4年度は地方公営企業法適用3年目でしたが、経常収支比率、経費回収率ともに類似団体平均値を上回っており、健全経営のもと事業実施できたと認識しています。しかしながら、下水道事業特有の一般会計繰入金に大きく依存した収入構造となっており、下水道事業の適正な運営と持続的なサービスの提供を行うために、経営戦略の見直し作業を行いました。結果、下水道事業全体で今後10年間は経費回収率が100%以上の見込みであることから、5年後の経営戦略見直し時に再度、使用料改定の検討・実施などを行う予定です。なお、令和元年度以前の経営比較分析数値については法適前のため、0.00で表示しています。
経営状況
収支構造
総額6.8億円
総額6.3億円