事業・施設概要
| 都道府県 | 長野県 | 経営主体 | 飯山市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 20,214人 | 現在処理区域内人口 | 3,620人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 3,498人 | 現在処理区域面積 | 307ha |
| 晴天時現在処理能力 | 8,580m³/日 | 下水管布設延長 | 94km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率については年度ごとの大規模修繕の有無や維持管理的事業の実施状況により、年度ごとのばらつきが見られるが、一方で経費回収率と汚水処理原価2つの指標は改善傾向にあり、電力調達の見直し等維持管理を中心とした経営の効率化が進んでいる状況である。また水洗化率も近年の接続勧奨取り組み強化によって上昇傾向にあり、同じく経営の効率化に寄与している。企業債残高対事業規模比率については、起債償還が進み、他類似団体と比較して低い水準にあるものの、「下水道ストックマネジメント計画」に基づく施設の老朽化対策により、施設改築等事業実施に伴う新たな起債借り入れの影響で数値が今後上昇していくことが予想される。また施設利用率についても類似団体と同様、低い状況にあることから、今後の人口減少を見据え、下記の老朽化対策と併せて将来の施設能力の適正化を図るのは勿論のこと、既存ストックの将来の有効活用を検討する必要がある。
老朽化の状況について
管渠は、全ての処理区において耐用年数は未到来であるが、令和元年度から建設年度の古い管渠の調査・点検を開始した。処理場については最も古い施設で供用開始から30年余りが経過しており、機械・電気設備を中心に標準耐用年数を超過する施設が存在している。平成28~30年度にかけて処理場の長寿命化対策と耐震対策を実施してきたが、このうち長寿命化対策として更新した機器類は全保有機器の4%程度であり、今後の改築需要が相当量存在する。下水道ストックマネジメント計画においては、施設全体のライフサイクルコストの最小化を図ることを主目的としており、施設の重要度に応じたランク分けにより重点的に維持をしていく施設を絞り込み、一方では将来余剰が見込まれる現有施設の改修を休止する内容となっているが、今後は老朽化対策費用の更なる圧縮を目指し、改築時における施設能力及び仕様の適正化を併せて行うこととしている。
全体総括
今後人口減少が進む中、下水道ストックマネジメント計画に基づく改築需要に応じた適正な下水道使用料の設定や事業運営のあり方を検討し、計画的に事業を運営したい。
経営状況
収支構造
総額2.1億円
総額8,998.0万円