長野県飯田市:飯田市立病院の経営状況(2023年度)
長野県飯田市が所管する病院事業「飯田市立病院」について、2023年度の経営状況と分析コメントを確認できるページです。
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経営比較分析表(2023年度)
地域において担っている役割
当院は、地域医療支援病院、地域がん診療連携拠点病院、救命救急センター、地域周産期母子医療センター等の指定を受けており、飯伊医療圏における中核病院として、救急医療、周産期医療、高度医療など急性期医療を中心に、地域の皆さんに安全・安心で質の高い医療を提供する役割を担っている。新型コロナ感染症が5類に移行したものの、感染症指定医療機関として引き続き対応を行っていく。更に、紹介重点医療機関として地域の医療機関と連携を取り、紹介・逆紹介を推進している。
経営の健全性・効率性について
新型コロナウイルス感染症が5類に移行したが、当院は引き続きコロナ患者を受け入れてきた。そうした中でも入院患者数は令和4年度を上回り、「病床利用率」は76.6%となった。「入院患者1人1日当たり収益」では前年度をわずかに下回った。外来診療は化学療法患者の割合が多く、「外来患者1人1日当たり収益」は上がっており、類似病院平均に近い状況にある。薬品費や診療材料費などが増加しており、「材料費対医業収益比率」は25.4%と令和1年度以降最も高くなっている。給与費は令和4年度より下回ったものの、「職員給与費対医療収益比率」では59.5%で全国平均より高い水準にある。令和5年度は、新型コロナウイルスの補助金の減額や病院事業費用の増加により、令和4年度に引き続き赤字となった。
老朽化の状況について
有形固定資産減価償却率は増加傾向で、類似病院平均を上回った状態が続いており、老朽化が進んでいる。そのため、「飯田市立病院施設等長寿命化計画」により各施設の長寿命化を進めている。この計画では、各施設の現状を把握し概ねの目標使用年数を設定することにより、維持管理・設備更新・医療機器更新等を計画的に実施する。またトータルコストの縮減や予算の平準化を進め、安全・安心な施設環境を確保していく。
全体総括
令和5年度は病院事業収益全体では前年度並みとなったが、薬品費や診療材料費などの増加により病院事業費用の増加が大きくなり、2期連続での赤字となった。今後、更なる紹介患者の受け入れと逆紹介の推進により引き続き急性期医療を提供していくとともに、医薬品の適正価格の分析や診療材料の共同購入や単価交渉、さらには医療機器の計画的な導入により、経営健全化に努めていく。また第4次中期計画に掲げる「地域から信頼される安全で良質な医療の提供」を着実に進めていく。
出典:
経営比較分析表
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よくある質問
このページで何が分かりますか?
飯田市立病院の2023年度の経営比較分析表、主要指標、分析コメントを確認できます。
データの出典はどこですか?
総務省の『経営比較分析表』をもとに構成しています。
自治体本体の財政も見られますか?
ページ上部の飯田市リンクから、自治体本体の財政状況ページへ移動できます。