事業・施設概要
| 都道府県 | 山梨県 | 経営主体 | 市川三郷町 |
|---|---|---|---|
| 事業区分 | 末端給水事業 | 会計適用区分 | 法適用 |
| 類似団体区分 | A8 | 行政区域内人口 | 14,570人 |
| 現在給水人口 | 8,154人 | 給水区域面積 | 153ha |
注:人口・面積は当該年度値。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は100%を超えており、単年度収支は黒字である。類似団体の平均値も上回っている。なお、営業外収益の多くを長期前受金戻入益で占めている。②累積欠損金は発生していない。③流動比率は100%を上回っている。④企業債残高対給水収益比率は、年々改善傾向にあり、類似団体の平均値と比較しても下回っている。⑤料金回収率は100%を超過しており、給水に係る費用は給水収益で賄えている。⑥給水原価は地下水を水源としていることから、類似団体の平均値と比べ低くなっているが、近年増加傾向であるため、維持管理費の削減や住民サービスの向上に努め、有収水量を増やしていきたい。⑦施設利用率は類似団体の平均値と比べ低くなっている。人口減少に伴い有収水量も減少し続けることが考えられるため、広域化・共同化も含め施設の統廃合・ダウンサイジングなどの検討を行う必要がある。⑧有収率は類似団体の平均値より低い状況となっている。老朽化した管路の漏水等が主な原因と考えられるため、適切な管路の更新に努めたい。単年度収支は黒字であるが、施設の更新も必要であるため、水道料金の値上げにより給水収益の増収を行う必要がある。
老朽化の状況について
償償却対象資産の減価償却の状況を示す有形固定資産減価償却率は前年度比2.43ポイント増の55.61%となり、施設および機械・装置の老朽化が進んでいることを示している。また、法定耐用年数を経過した管路延長の割合を示す管路経年化率は前年度比0.01ポイント減の6.14%、当該年度に更新した管路延長の割合を示す管路更新率については、更新工事は実施していないため令和5年度については0%となっている。これは、若干ではあるが法定耐用年数を経過した管路の更新が進んでいることを示しているが、管路の更新ペースは鈍く、将来の更新需要に備え更新投資を増やす必要性の早急な検討及び、現在の経営状況を維持しつつ、引き続き計画的な施設更新を行っていく必要があることを示している。
全体総括
収益的収支では、給水人口等の減少により、年間有収水量が減少したことにより、給水収益は昨年度と比較して減少となった。今後も一層の費用抑制に努める必要がある。また、資本的収支では、下水道工事に伴う配水管布設替工事等において工事負担金を資金として配水管の更新をしたが、不足額が生じている。厳しい運営状況の中で、今後も安全で良質な水を安定して供給するため、配水設備の整備、各種水道施設における老朽化等の対応を行っていかなければならず、そのためには、より一層の財源確保が必要となる。
経営状況
収支構造
総額1.8億円
総額1.6億円