事業・施設概要
| 都道府県 | 福井県 | 経営主体 | 永平寺町 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | Cc2 |
| 行政区域内人口 | 18,057人 | 現在処理区域内人口 | 7,946人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 7,766人 | 現在処理区域面積 | 195ha |
| 晴天時現在処理能力 | 0m³/日 | 下水管布設延長 | 57km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
収益的収支比率は、コロナ禍における巣籠り需要の継続により料金収入が伸びたことや、公営企業債の元利償還進捗により、償還金額が減額したこと等により前年度より微減したものの、ほぼ100%となった。しかしながら、依然として総収益の大部分、特に公営企業債の償還については全額を一般会計繰入金に依存している状態であるため、段階的な料金改定による財源確保等の経営改善に向けた取組みが必要と考えている。経費回収率は、料金収入がほぼ横ばいに推移しており、100%を下回る状況が継続している。また、類似団体平均値を下回る状況も継続しており、汚水処理費の抑制や料金収入の増加に努める必要がある。汚水処理原価は、類似団体平均と同程度であるが、今後も管路調査等の実施により不明水対策を推進するなど維持管理費の更なる削減に努めていく。施設利用率は、当町においては、五領川公共下水道事務組合に汚水処理を委託しており、終末処理場が無いため該当しない。水洗化率は、住宅新築・改築需要の増加により微増している。今後も、公共下水道への接続を推進し、水洗化率100%を目指していく。
老朽化の状況について
本町の公共下水道事業は、H7年4月に供用を開始し、27年が経過しているが、現状では管渠の更新を直ちに実施する予定はない。ただし、R6年度からの公営企業法適用化を予定していることに伴い、法適用化に合わせ固定資産台帳の整備を進めている。今後は資産の現状の老朽化を把握し、適切な老朽化対策を進めていく。
全体総括
本町の公共下水道事業は、独自の処理場を持たず、中継ポンプ場から五領川浄化センターに圧送し、処理委託することで事業費の抑制を図っている。しかし、料金収入も低い水準にあり、総収益の大部分を一般会計繰入金に依存しているため、経営状況は依然として脆弱な状況にある。料金収入については人口減少等の影響から今後も増加することが見込めず、一方では施設の老朽化により修繕費が増加する見通しとなるなど課題は多い。今後、施設等更新の詳細な検討を行うと同時に、本事業における資金状況を明らかにするなど経営健全化、事業効率化を進めていく。また、R2年度に策定した公共下水道事業経営戦略の改定に検討内容を盛り込み、経営状況を可視化することで住民への周知及び理解をより一層図っていく。
経営状況
収支構造
総額3.2億円
総額1.8億円