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収益的収支比率企業債残高対事業規模比率経費回収率汚水処理原価水洗化率 |
経営の健全性・効率性について収益的収支比率は、100%を下回っており総収益の大部分を一般会計繰入金に依存している状況である。企業債の償還についてもすべて一般会計繰入金に依存している。今後、料金収入による財源確保等の経営改善に向けた取組みが必要である。経費回収率は、料金収入は増加したものの未だに、100%を下回る状況である。汚水処理費の抑制や料金収入の増加に努める必要がある。汚水処理原価は、類似団体平均と同程度であるが、今後も維持管理費の更なる削減に努めていく。施設利用率は、当町においては、五領川公共下水道事務組合に汚水処理を委託しており、終末処理場が無いため該当しない。水洗化率は、住宅新築・改築需要の増加により微増傾向にある。今後も、公共下水道への接続を推進し、水洗化率100%を目指す。 |
管渠改善率 |
老朽化の状況について当町の公共下水道事業は、平成7年4月に供用を開始し、24年が経過している。現状では管渠の更新を実施する必要はないが、ポンプ等の施設については施設の老朽化状況を把握し、必要に応じて更新を行っていく。 |
全体総括当町の公共下水道事業は、独自の処理場を持たず、中継ポンプ場から五領川浄化センターに圧送し、処理することで事業費の抑制を図ったところである。しかし、総収益の大部分を一般会計繰入金に依存し、経営状況は依然として脆弱な状況である。さらに、料金収入については今後も増加することが見込めない一方で、施設の老朽化により修繕費が増加する見通しである。今後、施設等の更新についての詳細な検討を行うと同時に資金状況を明らかにし、適正な料金算定を行うことで経営健全化、事業効率化を図っていく。 |
出典:
経営比較分析表
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