事業・施設概要
| 都道府県 | 福井県 | 経営主体 | 坂井市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 農業集落排水 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | F2 |
| 行政区域内人口 | 92,134人 | 現在処理区域内人口 | 326人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 293人 | 現在処理区域面積 | 38ha |
| 晴天時現在処理能力 | 373m³/日 | 下水管布設延長 | 7km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率は今年度100%を上回っており、4ヶ年連続して右肩上がりで来ており、上昇傾向にあると言える。②累積欠損金比率も5ヶ年連続して0%ときているのでこれを維持していきたい。⑤経費回収率は依然として低い数値を持続しており、一般会計からの繰入金により収支の均衡を保っている経営であると言える。これは農業集落排水事業が丸岡町竹田地区で山間部に位置し、人口規模が僅少であるという地理的要因に起因するものであると考えられる。⑥汚水処理原価が全国平均や類似団体の数値と比較しても高くなっていることも要因となっている。③流動比率は類似団体、全国平均と比べて大きく上回っており、短期債務に対する支払能力は十分に確保されていると言える。④企業債残高対事業規模比率は類似団体、全国平均と比べてかなり高い数値であるが、近年、企業債の借入は行っておらず、借入れる予定もしていないため企業債残高は減少していく。⑦施設利用率は平均値と比べて低い数値となっているため、効率的な運用を図っていかなければならない。⑧水洗化率は徐々に上昇傾向にはあるものの、地理的要因等から人口減少や高齢化がかなり進んでいる地域であるため今以上に向上させていくのは難しいと思うが、引き続き接続促進に努めていく必要がある。
老朽化の状況について
①有形固定資産減価償却率は43.83%であり、類似団体、全国平均と比較して高い数値となっているため計画的に施設の更新を図っていく必要がある。②管渠老朽化率及び③管渠改善率はともに0%であり、法定耐用年数を経過した管渠はない。
全体総括
本市の農業集落排水事業は規模が小さく、高齢者世帯が多くを占めるため使用料収入については増加は見込めない。そのため、修繕費等の必要経費を使用料で賄っていくことは困難であり、一般会計からの補助金に頼った経営状況である。平成32年度には経営戦略策定を予定しており、下水道使用料の料金改定も視野に入れつつ、安定的な健全化を目指していきたい。そのほかにも可能な限りの経営努力を行い、安定した自治体の経営状況等や先進的な取り組みを参考にするなどして、経営健全化に向けて模索していく。然として厳しい状況は変わっていない。耐震化事業戦略に基づき、事業継続を行っていく必要がある。も計画的に進めていく必要がある中で、収入を確保するために今後料金値上げを行う等、経営改善に向けた措置を講じる必要がある。
経営状況
収支構造
総額3,294.1万円
総額2,996.5万円