事業・施設概要
| 都道府県 | 福井県 | 経営主体 | 福井市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 駐車場整備事業 | 施設名 | 福井市本町通り地下駐車場 |
| 会計適用区分 | 法非適用 | 類似団体区分 | A2B1 |
| 収容台数 | 316台 | 1日平均駐車台数 | 133台 |
| 駐車場使用面積 | 10,468m² | 建設後経過年数 | 20年 |
| 1時間当たり基本料金 | 300円 |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
収益等の状況について
①収益的収支比率は平均より低く、大部分を一般会計からの繰入金に依存している。②他会計補助金比率は平均より高く、単独運営が非常に困難な状態にある。③駐車台数1台当たりの他会計補助金額も建設時の起債償還が徐々に終了しているため減少してきてはいるが平均に比べて高額である。④売上高GOP比率及び⑤EBITDAはマイナスであり、採算が取れていない。機械式駐車場であるため、修繕、保守点検費及び機械操作の人件費などが負担となっているが、安全性確保の面で費用の抑制が困難である。マイナス解消のため値上げを検討すべきであるが、周辺に割安なコインパーキングが増えているため逆効果になるおそれがある。
資産等の状況について
⑦敷地の地価については県道下にあるため算出が出来ない。⑧設備投資見込額は主に機械式駐車装置の修繕費用である。整備から20年が経過し、耐用年数を超えて使用している機械部品が増えてきており、25年経過時に耐用年数を超える部品が増大する見込である。しかしながら、現在の利用状況では投資に見あう収入や効果が見込めず、利用促進策はもちろん施設存続の是非やダウンサイジングについて検討し、投資額の抑制を図っていかなければならない。⑩企業債残高対料金収入比率は建設当時に発行した市債の償還が徐々に終了しているため年々減少している。
利用の状況について
⑪稼働率について近年はほぼ利用状況が変わらないが、平均に比べて低い。開業当時に比べても利用が大きく減少しており、周辺に割安なコインパーキングが増加したことなどが要因である。現在の駐車場規模が需要に一致しておらず、周辺の将来需要をよく調査した上で施設規模の縮小を図っていく必要がある。
全体総括
稼働率が100%に満たず、供給過多の状態にある。営業利益が大幅な赤字であることや設備投資見込額が高額なことから今後も経営は非常に厳しく、施設規模の縮小や用途変換など施設のあり方自体を再検討する必要がある。再検討にあたっては、都市計画駐車場として整備されているため、周辺の将来需要をよく把握しなければならない。特に平成34年度に新幹線が開業することもあり需要が大きく変動する見込みで、周辺の再開発など開業の影響を見据えた検討が必要である。平成30年度から平成31年度にかけて駐車場整備計画の見直しを予定しているため、その中であり方についての議論を行なっていく。今後経営戦略の策定を予定しており、その中で中長期的な健全経営について議論していく。