事業・施設概要
| 都道府県 | 富山県 | 経営主体 | 南砺市 |
|---|---|---|---|
| 事業名 | 下水道事業 | 業種名 | 特定環境保全公共下水道 |
| 会計適用区分 | 法適用 | 類似団体区分 | D2 |
| 行政区域内人口 | 50,853人 | 現在処理区域内人口 | 27,352人 |
| 現在水洗便所設置済人口 | 24,957人 | 現在処理区域面積 | 965ha |
| 晴天時現在処理能力 | 985m³/日 | 下水管布設延長 | 524km |
注:施設・業務量は当該年度値。e-Stat原表との値照合が完了した項目を優先した。
経営の健全性・効率性について
①経常収支比率については、類似団体平均とほぼ同水準となっている。前年度までは経常損失を計上していたが、本年度は黒字となっている。②累積欠損金比率については、平成30年度は前年度と同様の状況である。※当市は、複数事業の会計・経理を一体として行っており、下水道会計全体での①経常収支比率は109.53%、②累積欠損金比率は0.00%である。③流動比率について、当年度数値は類似団体と比較して低い数値を示しており、短期的な債務に対する支払能力の低さが課題である。また年々減少傾向にあり、早急な対応が必要である。下水道会計全体での③流動比率は、20.67%となっている。④企業債残高対事業規模比率については、管路等の整備がほぼ完了し、企業債(借金)の償還ピークを過ぎたことから減少傾向にあるが、今後は管路の長寿命化等により再び企業債が増加することが予見されるため、費用の平準化等による効率的な管理運営、投資・予算配分の適正化に努める。決算統計の算出方法が変わったため、減少率が大きくなった。⑤経費回収率については前年度と同じ水準であり、類似団体と比較して高い数値である。しかしながら、使用料のみで100%賄うことができていないため汚水処理費の低下に努める。⑥汚水処理原価については、前年度に比べ汚水処理費が微増したため増加している。⑦施設利用率については、今年度より流域処理水量を計上しなくなったため激減している。
老朽化の状況について
当市における特定環境保全公共下水道事業は昭和46年から建設着手している。法定耐用年数を経過した管渠等はない。①有形固定資産減価償却率については、上昇傾向にあり、全国平均値・類似団体平均値を上回っている。下水道会計全体での数値は、以下[全体総括]を参照のこと。
全体総括
Ⅰ.現状分析1下水道会計全体では、①経常収支比率は109.53%、②累積欠損金比率は0.00%により単年度収支が黒字、累積欠損は発生していない。また、③流動比率20.67%、④企業債残高対事業規模比率743.73%、⑤経費回収率91.35%となっており、今後不明水※対策による汚水処理経費の逓減が必要である。※不明水…処理する汚水のうち、管路内に侵入してきた地下水など料金収入に繋がらないもの。2下水道会計全体での①有形固定資産減価償却率は30.93%であるが、将来の管路等の更新について検討が必要である。Ⅱ.経営改善に向けた方向性平成29年3月に経営戦略を策定し、将来の人口減少による使用料収入の減や老朽施設の更新を視野に入れ、不明水対策等により有収率を高める(収益の確保)とともに、料金改定・その他財源の確保を検討することにより、経営の健全化に取り組む。※経営分析表の前提条件当市では決算統計区分の事業の会計・経営を一体とし、下水道使用料収入も一本化されている。
経営状況
収支構造
総額15.0億円
総額14.8億円